神奈川県開成町の賀詞交歓会から見えて来たトップの限界

今年4月で平成時代は終了します。5月からは新しい元号となります。「平成最後の」という言葉が枕詞となってます。

今は賀詞交歓会の花盛りの時期で5日は私の地元の神奈川県開成町でも功労者に対する表彰式と賀詞交歓会が行われました。

例年より少し人数が少ないような感じがしました。その理由は府川裕一町長の新年のあいさつを聞いて推測がつきました。

全く平板なあいさつでがっかりでした。開成町の開発地域に新しい自治会が誕生し若い人が増えていること。

昨年が水害の年であったことを踏まえて水防対策に力を入れること。このふたつが柱でした。

元旦の日に地元の神社で聞いたあいさつの内容と全く同じで、賀詞交歓会向けて新たな内容はありませんでした。

平成最後の年の賀詞交歓会であり、町で中心となって活躍している面々が集まっている場なのにもったいないと思いました。

平成の30年間を振り返り開成町がどのように変ぼうしたのか、今後どのような方向に進もうとしているのか述べるべきです。

その上で自らの期するところを情熱込めて語りかけて町民に協力を熱く求めるのが本来の姿ではないでしょうか。

平成最後の年の式典に相応しい内容になるよう演出も趣向を凝らして盛り上げ参加者を増やす工夫が欲しいものです。

平成最後の賀詞交歓会に取り組みに当たり府川町長の意識は例年と同じ感覚であって特別な思いは一切ないのでしょう。

トップの姿勢は自ずと職員に伝わります。トップが熱い思いで特別のイベントとするように指示しなければいつも通りです。

賀詞交歓会で町の商工振興会が復活した町の酒蔵の一斗樽を出して振る舞っていたのが唯一の目新しさでした。

茅沼隆文議長があいさつでひとこと触れた内容は耳に残りました。広域的な面で開成町への期待は大きいということです。

昨年も全く同じでしたがあいさつの内容はどちらが町長なのか判別がつかないと言って良かったです。

開成町は今や足柄平野北部の中央にある小さな町に過ぎないという意識を超えて行動する時期に来ているのです。

平成の30年間で人口は伸び活力も上がり足柄平野北部の中心都市へと飛躍を遂げようとしているのです。

開成町は時代の画期の真っただ中にあるという時代感覚を持って町の運営に当たる必要があります。

平成最後の表彰式と賀詞交歓会は開成町が置かれた位置づけの変化を内外に発信する絶好の機会なのです。

例年通りのイベントとして考え、いつも通り実施すればそれでよしという考え方はもってのほかだと思います。

府川町長には開成町が置かれている位置が見えていないのだと思います。トップとして限界だと私は思います。

私がトップの交代の時期だと断言しているのは、このような催しのやりかたからしても明らかになってきています。

府川町長は余計な発言をせず静かにしていれば自ずと良い方に向くと考えているかもしれません。

それは自分の身の安泰のことだけを考えた保身の姿勢の極みです。開成町の未来を考えていません。