2月11日、建国記念の日に明治神宮会館で平成天皇の即位30年を祝う記念式典がありました。

この場で私の知人で書道家の池田光希(こうき)さんが、揮ごうされるというので出かけました。

ちょうど会場に入ったところ、麗澤大学大学院特任教授の高橋史朗さんが神話教育をテーマに講演中でした。

紀元節の復活を目指す保守的立場の催しですので国家主義を前面に押し出す内容かと思ってました。

戦後最悪ともいえる日本と韓国との関係に話が進みました。平昌オリンピックでの小平奈緒選手の振る舞いを絶賛しました。

女子500メートルで小平選手が素晴らしい記録を叩き出しました。観客の歓声は収まりません。

小平選手は、次に走る韓国のスーパースター、イサンファ選手を気づかい、観客に向けて静まるよう促しました。

結果は、小平選手が優勝、イ選手は、オリンピック3連覇を逸しました。小平選手は、イ選手に韓国語でねぎらいました。

それに対しイ選手は、「お互い誇らしい」と応え、互いに両国旗を背負いながら抱き合いました。

高橋さんは、小平選手のような行動ができる日本人が増えてこそ日韓関係の悪化を食い止めることができると述べてました。

小平選手の言動は、道徳的模範を示しただけでなく、その力は両国関係を改善する原動力となる可能性を秘めてます。

そして日本女子水泳界の絶対的エース、池江璃花子選手です。白血病であることを公表しました。

オリンピックを来年に控えて血液がんと闘わざるを得ない状況に追い込まれた18歳の少女の対応に打ちのめされました。

「私は神様は乗り越えられない試練は与えない、自分に乗り越えられない壁はないと思っています。」とネットでつぶやきました。

選手として世界の最高レベルにまで達する選手は、精神面まで最高のレベルにまで引き上げられるのだと思いました。

池江選手の言葉をすべての日本人が自分のこととして受け止めて、困難に立ち向かったらどうなるでしょうか。

よほどのことがない限り何らかの解決策を見い出して乗り切る姿勢へと転じることができるように思います。

池江さんが、「神様は乗り越えられない試練は与えない」との信条をどこで身に着けたのか聞いてみたいです。

私がときおり人生の歩み方を学ぶため話を聞く「新しい道」の杉田廣善さんが全く同じ言葉を再々述べられます。

杉田さんは、人生は、天から与えられていて、それぞれが使命を持ってこの世に生れてきているとの考え方です。

それぞれが承知の上で天から与えられた人生を歩んでいることになります。天を絶対的に信頼できるかどうかが問題です。

天は決して見放さないと信頼していれば、どのような困難があっても乗り越えられることになります。

池江選手は、「天」ではなく「神様」と表現しましたが、杉田さんが常々語っている言葉と同じ意味に取れます。

18歳にして人生の真理を知っていると思います。試練に立ち向かい私たちに勇気を与えてくれると確信を持ちました。