2-23・佐々木ナオミ&古谷一郎ダブル決起集会
統一地方選挙の前半戦まで1か月を切りました。渾身の勝負をかけた戦いが小田原市と秦野市で行われてます。
小田原市議の佐々木ナオミさんは。昨年9月にいち早く立憲民主党公認で県議選出馬を決断し名乗りを上げました。
2月23日、立憲民主党の枝野幸男代表を招いて集会を行います。大勝負に臨む決意を語ります。
佐々木ナオミさんは、自民党の強力な基盤を持つ現職2人が独占する選挙区に打って出たわけです。
当選すれば県西地域初めての女性県議になります。県西地域の地域政治にとって事件です。
その後事情が変わって現職自民党県議のうちのひとりが来年の小田原市長選挙に回ることになりました。
男性の小田原市議が立候補することになり自民党の現職ひとりと新人ふたりで2議席を争う構図になりました。
佐々木ナオミさんの決心の強さは、自民の強力な2人が対抗馬の段階で名乗りを上げたことに現れています。
情勢が変化し現職ひとりが市長選挙に回り情勢が流動的になったから決断したのではないところが違います。
このようなど根性がないと小田原選出の県議会議員はやれません。大人しいことを言っていたら存在感を示せません。
103議席のうちの3分の2は政令指定都市選出の県議会議員です。大都市の声にかき消されてしまいます。
小田原の主張をするには物怖じすることなく堂々と主張する度胸がなければなりません。
佐々木ナオミさんの相手がいかに強大であっても壁にぶち当たり突き崩す姿勢は小田原選出の県議として不可欠です。
神奈川県議会議員の中で女性議員はわずか15人です。佐々木ナオミさんが加われば党派を超えて活躍が期待できます。
秦野市でも男気としか言いようのない戦いが展開されています。著名ラーメン店のなんつっ亭の大将古谷一郎さんの挑戦です。
政治経験は全くありません。今の政治をまともにするの一点張りで立候補表明しました。
若いころはやんちゃをしまくり、その後一念発起して日本有数のラーメン店を経営するまでになりました。
再起を誓った後は、ひたすらまっすぐに人生を生きてきた目から見ると現状の政治はでたらめそのものです。
古谷さんがとりわけ許せなかったのが支援していた新人県議が当選したとたんに自民党へ鞍替えしたことでした。
筋を通すことが身上の古谷さんにとっては許すことのできない裏切り行為にみえました。
秦野市は、自民党が強い地域であります。その流れに乗った姿勢は若者らしくなく、ぎまんに見えたのでしょう。
古谷さんがとった行動は、自らが出馬してでたらめ政治を地元秦野市から覆すことでした。
自民党に対抗するため立憲民主党に入り公認候補となりました。23日に集会を開催します。
対抗馬は、かつて支援していた自民党の若手現職と、もうひとり自民党から出馬する新人候補です。
保守地盤の中での孤高の戦いです。ミニ集会を積み重ね、街頭演説をしてという無党派の戦いで勝利をもぎ取ろうとしています。
古谷一郎さんを見てほれぼれとします。日本にはまだ捨て身で正義を求めて戦うサムライがいます。