さあー、統一地方選挙後半戦6

定数27を10人オーバーする大激戦の小田原市議会議員選挙。鳥取出身の異色の新人小谷英次郎さんの応援に行ってきました。

短い時間でしたが一緒に小田急線蛍田駅前で街頭演説をし事務所に戻るまでの間、街宣車のマイクを握りました。

私が小谷さんに注目しているのは外を見てきていることです。しかも半端なやり方ではありません。

世界160か国を放浪したというのですから。1000を超える都市を回ったと話してました。

日本大学の講義にも小谷さんを招いたことがあります。小谷さんのチャレンジ精神を知ってもらいたかったからです。

現代の日本学生、内向きだと言われます。まじめで大人しい学生が確かに多いような感じがします。

私だけの感想だけではなく長らく大学教員を務めた来られた先生方も同様な感慨を持っていられます。

小谷さんのような人生航路を選択する学生は絶滅危惧種と言って良い状態だと思います。

学生たちに小谷さんの話は新鮮でした。中東のアラブ諸国を回り本当の貧乏旅行をしても平気です。

こうした経験が背景にあって県立小田原高校の先生になったものですから生徒たちを引きつけるのだと思います。

何でも見てやろう精神旺盛な熱血先生で生徒たちの人気は抜群でカリスマ教員だったと言います。

小谷さんのような人材が小田原の地域政治に飛び込んで行くことは小田原の変革にとってチャンスです。

小田原は城下町で大変敷居が高い都市です。戦国時代からずっと地域の中心地であった自負心もあります。

変化に対し抵抗感が強く、外からの人材や情報に対し本当の意味で受け入れるという意欲に乏しいと思います。

常に小田原意識というか小田原が中心であるという感覚がこびりついているように思います。

私はこの意識というか感覚が小田原の停滞を招いていると見ています。本当の本気で学ぼうとしませんから。

このままずるずる行きますと一気に衰退という事態も招きかねません。救済のための刺激が必要です。

異色の落下傘市議会議員候補の小谷さんはそうした刺激を与えることができる人材のひとりです。

是が非でも当選して欲しいです。市議会という活動の拠点が得られればユニークな存在として輝きを放ってくれると思います。

外を見てきてますので視点が違います。議場をどよめかせるような質問をすると思います。

「何言ってんだ。小谷は」みたいな質問です。小谷さんの活躍が目に浮かびます。楽しみでなりません。

小谷さんは、身体から喜びがあふれ出ているような明るさがあります。大化けする可能性十分です。

私は小谷さんのことを将来の小田原市長候補だと紹介しています。ただし小田原人の意識が変わらなければなりません。

”よそ者”を受け止める小田原に早くなって欲しいです。そうすれば小田原は再び輝き出します。

そもそも小田原を戦国時代有数の都市にした北条早雲は京都から来た”よそ者”の典型的人物です。

小谷さんが現代の北条早雲になって小田原人にはない発想で小田原の未来を拓く立場になる日が待ち遠しいです。