さあー、統一地方選挙後半戦15
武井正広さん、開成町議選で定数12のうちの4位で当選を果たしました。お見事でした。851票でした。
選挙戦の戦い方は、ほれぼれとするほど骨太でした。将来の成長が今からとても楽しみです。
53歳で現役バリバリ世代。町長選挙で惜敗した山神裕さんと同世代です。一貫して山神さん支持で行動しました。
大半の候補者は、現職支持でした。色を出すということは、大勢を敵に回すような恐怖感がゼロではなかったと思います。
武井さんは、筋を通すことを選択しました。盟友の断固支持を行動として表現したのです。
武井さんは生まれ育ちは開成町ではなく、お隣の山北町です。2001年、21世紀の到来とともに開成町に住みました。
幼なじみや地縁、血縁者がいない訳です。そうした環境であっても筋を通し切ったのです。
よそ者だからという理屈で色を出さずに幅広く支援を求める選択も十分あり得ました。
その方が票数は伸び、もしかしたら千票を超えたかもしれません。でも武井さんはそんなことは意に介しませんでした。
武井さんのどんなところに惹きつけられるかというとその明るさと情熱です。とりこになります。
心の奥底から湧き出てくるような喜びが全身に溢れています。選挙を楽しんでいるかのようでした。
武井さんに何度も選挙戦しんどくないですかと聞いたことがあります。翔ってくる言葉にはびっくりしました。
毎朝のように開成駅に立って朝のあいさつをしていると反応が出て来て「わくわくします。」というのです。
参りました。武井さんは根っからの政治家です。選挙を楽しめるというのは選挙の強さの土台です。
今回の得票をベースにして着実に議会活動を積み重ね発信していけば、得票は拡大していくこと間違いありません。
筋を通し切った武井さんに期待するのは、議会活動においても筋を通し切って欲しいということです。
武井さんが考えるあるべき開成町の姿を明確に意識してその実現のために王道を歩んで欲しいです。
府川町政に対し、仮に新人であっても質すべきところは徹底して質し間違った方向をまっとうにする原動力となって欲しいです。
府川町長は、これまでの政策を総花的に継承することを打ち出していますので優先度を明確にしなければなりません。
山神裕さんの選挙政策に煽られて付焼刃的な政策も散見されます。どこに力を入れるのか、本気かどうかが問われます。
たとえば開成駅と新たに開発した地域を結ぶ、通称駅前通り線です。本気かどうかを徹底して追及して欲しいです。
財政が厳しいからといって逃げは許されません。選挙公約に掲げたのですからやるしかありません。
筋を通した武井さんならば真っ向勝負で追及できます。いつの時期にどのようにして実現するか迫って欲しいです。
英語教育は、山神裕さんの看板政策でした。府川町長もいつの間にか取り入れてきました。
具体にどう進めるのか、計画を詰め切って欲しいです。武井さんの躍動が今から楽しみでなりません。