さあー、統一地方選挙後半戦18

平成最後の日のブログは、まず統一地方選挙の総括を述べます。私にとって今年前半の最大の課題でした。

選挙結果についての感想は、繰り返しになりますので省略します。令和の時代の課題について書きます。

神奈川県西部地域は、急激な人口減少地域です。開成町は人口が伸びていると安穏としている場合ではありません。

小田原を中心とする県西地域2市8町全体を見る視点でまちづくりの課題を探り解決策を見い出さなければなりません。

県会議員選挙においても県西地域全体の課題を捉えようとする議論は乏しかったと思います。

人口減少が著しい箱根、湯河原、真鶴の足柄下郡地域は、そもそも県議選挙が無投票でした。

課題が深刻な地域で議員への挑戦者が出ず有権者挙げての議論をすることができないことは由々しき問題です。

立憲民主党は、まっとうな政治を掲げ地域密着で政治の在り方を見直そうとするのであれば候補者の発掘に努めるべきです。

公認候補でなければならないということではなく考え方の近い無所属の候補者を支援するというやり方もあります。

選挙は民主主義の基本です。立憲民主党は、4年後に向けて攻めの姿勢が不可欠だと思います。

統一地方選挙の後の地域政治の焦点は、来年5月に予定されている小田原市長選挙へと移ります。

長期低落傾向にある県西地域の中心都市のありようを考えることは県西地域2市8町全体の将来像を考えることにつながります。

小田原の繁栄のピークは、戦国時代にまでさかのぼります。後北条時代には日本の繁栄する都市の頂点に位置してました。

明治維新の廃藩置県の際には県庁所在地のひとつで現在の神奈川県内においては横浜と並び称される都市でした。

しかし現状は、人口減少が続くひとつの地方都市にまで落ちぶれています。何かが間違っているとしか思えません。

世界的観光地をすぐそばに控え、日本有数の交通の利便性を誇りながらの衰退だからです。

誤りが見つかればそれは修正すればよいのです。潜在的力量は十二分にあるのですから立ち直ることはできます。

来年5月の小田原市長選挙を小田原の再生元年とする選挙として欲しいと願っています。

中心都市のだらだらとした衰退は周辺地域の衰退を早め立ち直れない状況にまで追い込んでしまいます。

守屋輝彦さんが県議出馬を取りやめて市長選挙立候補を表明しました。一日も早く政策を見たいです。

県西地域全体のリーダーとなる自覚があるかないか、それは掲げる政策に如実に表れると思います。

小田原市内だけの内向きの政策に終始しているようでは県議を辞めてまで市長選挙に出る意味はありません。

加藤憲一市長は4選出馬するのであればぐずぐずすることなく決断し堂々と受けて立って欲しいです。

周辺地域の人口減少は著しいです。この危機の中で中心都市の市長として引き続き職務を果たす決意と政策を打ち出すべきです。

今から1年間、議論を巻き起こし県西地域のあるべき姿を選択する選挙とすべきだと思います。

 

 

 

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