4日、足柄の歴史再発見クラブの役員の打ち合わせに呼ばれました。町民センターで午後4時から8時まで。

たっぷり4時間、クラブのこれからについて話し合いました。なぜこれほど時間がかかるか訳があります。

大好評を博した足柄歴史新聞『富士山と酒匂川』の続編にあたる『新編富士山と酒匂川』がいよいよ刊行されるからです。

今月21日にゲラが刷り上がり来月早々に入稿し中旬には1000部届くことになりました。

6月末に出版記念会を開催する予定で準備を進めています。講演とトークショー、懇親会を行います。

講演は、小田原にある県立生命の星・地球博物館の萬年一剛さんにお願いし快諾を得ています。

内閣府においても富士山の噴火の降灰による重大な影響について再調査を始めています。

富士山噴火への関心が高まっている時に『新編富士山と酒匂川』を刊行ができることはクラブ一同にとって喜びです。

萬年研究員には、易しく富士山の地学的歴史や噴火の仕組みを話してもらうようお願いしてあるということです。

続いてトークショーを予定しています。今日、5月5日は、大口のお祭りです。1727年から続いています。

1707年の富士山の大噴火の影響で大口の土手は決壊し、1726年になって復旧しました。

翌年、復旧を祝い神社と祠を建ててお祭りを始めました。足柄地域の画期となるお祭りです。

大口のお祭りを歴史に詳しいクラブの会員にやさしく語ってもらうことにしています。

農家の馬で競馬も行われていました。明治末ごろに始まり太平洋戦争終了した後まで続いていました。

現在は、河川敷のグランドとなっているところが競馬場として活用されていました。

トークショーの後は懇親会を行い足柄地域の関心を持つ方々と広く交流を行うことにしています。

足柄の歴史再発見クラブは、2006年2月に発足しました。海外との交流まで活動の輪を広げました。

私の平成史にとっても絶対に欠かすことのできない存在です。ここまで活動できたことは奇跡に思えてなりません。

クラブにはいくつかの大原則があります。まずは素人集団の集まりだということです。

クラブには専門研究者はいません。高校で日本史を教えてる教師の方がいるだけです。

続く原則は全員野球です。みんなでいちから勉強してプロに負けない知識を身に着けて行ったのです。

素人の力はおろそかにはできません。素人だからこその素朴な疑問からの新たな再発見もありました。

みっつめは地域貢献です。学んだ知識を地域のために役立てようとしています。子供たちへの教育支援です。

毎年出前授業を行って学んだ災害の歴史を中心に子供たちと交流し自らも学んでいます。

最後の原則は、生涯現役です。高齢の方が多いです。でも学び社会に貢献することできらきらとします。

地域に役立つことで元気になります。人生100年時代を生きる大切な社会政策だと思います。

足柄の歴史再発見クラブは、これからも新たな挑戦を続けることを昨日の役員会で確認しました。