10連休明けの6日、神奈川大学の講義でした。前回講義が4月23日です。最初からの復習せざるを得ませんでした。

学生には、大学のネットサービスを利用して事前に講義内容の資料を流しておきましたが見ている学生は少ないでしょう。

人口減少を食い止める方策を開成町の事例をベースに考える講義です。100分熱く語るのは結構体力を消耗します。

講義終了後、東京・日本橋の古いビルの5回にある一般社団法人日本のこころセンターに向かいました。

東京の一等地の一角にあるビルでエレベーターがなくすれ違うことができない狭い急な階段を5階まで昇ります。

ワンフロア―、日本のこころセンターの部屋でした。殺風景な部屋に長いテーブル机が置いてあるだけでした。

代表の方は、旧通産省生活産業局長を務められ、現在城西大学の特任教授の土居征夫さんです。

事務局を日本能率協会で様々なセミナーを手掛けてきた根本英明さんが務められてました。

根本さんと共通の友人の方がいてその方の主催のセミナーで出会い私に講演をとのお願いがありました。

団体名がまるで右翼運動をしているような名前で最初は戸惑いました。良く話を伺うと政治活動とは無縁でした。

日本には「こころの文化」が長い歴史を通じて育まれてきておりこの文化に世界は着目しているとのことです。

日本には、自らの心を見つめ鍛えて日々の暮らしと活動に活かす伝統があり光を当て直そうとしています。

センターはこの2月に開所されたばかりで最初の塾のテーマに選ばれたのが二宮尊徳でした。

6月1日2日の両日、小田原市にある二宮尊徳の生家の隣に建つ尊徳記念館を会場に開催されます。

ヤオマサ名誉会長の田嶋享さん、報徳二宮神社の宮司の草山明久さん、小田原市事業協会の代表理事の井澤幸雄さん。

それと私が講師となって「二宮尊徳の知恵と心を知る」を語り参加者と意見交換することになっています。

宿泊代も込で15000円。申し込みは、今月17日まで。問い合わせは、090-8101-9617(根本)です。

私は「報徳思想の新たな現代的意義」を話して欲しいと依頼されてます。実践の人であることを強調しようと思います。

疲弊した農村を立て直すためにち密な長期計画を立てて漸進的手法で600もの農村を再生することに貢献しました。

倫理・道徳だけの人ではなく実践の人であることに光を当てることこそ現代において二宮尊徳を学ぶ意義があります。

理論・理屈を述べるだけならば誰でもできると言って良いです。しかし実際に実践するとなると全く別です。

ここに実践した人の言行を辿ることの意義があります。言葉や思想の重みが違うことになります。

高い理想、優れた思想を持ちながら、実践できる人物はめってにいる者ではありません。

人口減少が進み活力を失いつつある現代日本において学ぶべき人物の代表のひとりだと確信します。

講義では、二宮尊徳の作られた虚像をはいで実際の姿を紹介しつつ実践することの大切さを話すことにしてます。