『新編富士山と酒匂川』の刊行とともに令和の時代の足柄の歴史氏会発見クラブの歴史が刻まれます。

素人が足元の災害の歴史を見つめ直して子供たちに成果を伝え、地域貢献をしていくという原点は不動です。

その上で令和の時代に相応しい新たな要素を付け加え、常に組織に刺激を与えて行くことが大切です。

令和の時代は、地域外や国際社会とのつながりが一層盛んになることは間違いありません。クラブとしても対応を考えてます。

『新編富士山と酒匂川』のダイジェスト版を制作しようとの話が持ち上がっています。

ダイジェスト版の英訳、中国語訳も同時にしようという提案がありました。是非とも実現したいです。

ダイジェスト版に基づいて足柄地域の災害の歴史を振り返ってもらうことは地域外の方や外国人にとっても大切です。

表面的な地域の歴史ではなく地域全体が存亡の危機にあった時代を知ってもらってこそ理解が深まるからです。

ましては日本の象徴である富士山が関わる歴史です。外国人の方にとっても興味深いことと思います。

特に中国の方は、治水工事の後に祀られた神が中国の治水神だという事実を知って驚かれると思います。

江戸時代、日本と中国とが、思想や文化面で深い関係にあったことを思い起こす手掛かりになると思います。

地域の災害の歴史を国内外の観光客に伝えて行く語り部活動を進める母体としての役割を果たしたいと思います。

『新編富士山と酒匂川』は、明治時代以降の地域の災害の歴史の記述を充実させました。

このところ日本全国至る所で大災害が発生しています。地震や治水に関する関心が高まっております。

酒匂川流域でもいつ何時洪水に見舞われるかわかりません。富士山の噴火と同時に起これば300年前の大災害の再来です。

住民の関心が高まっている今こそ『新編富士山と酒匂川』は地域の防災教育の格好のガイドブックになります。

これまでは、小学校の出前授業に力を注いできましたが地域の住民の皆さんへも積極的に伝えて行くことが必要です。

足柄の歴史再発見クラブは、画期となる取り組みをする節目として捉えている年がふたつあります。

2023年です。この年は関東大震災から100年です。『新編富士山と酒匂川』でも記述内容を充実させました。

この記述内容をさらに掘り下げて何らかの研究発表をし防災のイベントを実施することが必要だと思います。

もうひとつはすでにこのシリーズの最初に記述した2026年です。大口の福澤神社のお祭りが300回を迎えます。

近隣市町だけでなく酒匂川流域の各地域にも声をかけて節目に相応しい催しとすることが大切です。

災害が多発している時代に300回の歴史を刻むわけです。その意味合いを原点から見つめ直した内容とすべきです。

楽しく大掛かりにする方向だけでなく富士山噴火とその後の洪水の歴史を正確に伝え考え直す催しが不可欠です。

クラブの皆さんご高齢の方も多いですが少なくとも2026年まではバリバリ活躍してもらわなくてはなりません。