4月の開成町長選のまれに見る激戦ぶりは、今でも話題に上ります。町外でも同様です。

町外の方から見ると3期目を目指す現職に対し新人がぶつかるというのはいささか無謀に見えるようです。

結果は、32票差でした。肉薄戦に驚かれている方多いです。山神裕さんの奮闘は明らかに印象に残りました。

一方、現職の府川町長は、首の皮一枚でつながったというのが大方の見るところだと思います。

6月1日の開成町広報で府川町長は3期目就任の弁を述べています。冒頭「大変厳しい数字でした。」と述べてます。

続いて「このことは真摯に受け止め、今後の町政運営に当たってまいります。」と決意を語ってます。

当選直後のインタビューで「勝ちは勝ち」と言い放った姿勢を改めて常識的な文章となってます。

連休後半の5月5日の子供の日、南足柄市の福澤神社のお祭りに招待されて出かけました。

足柄平野の母なる川、酒匂川の上流の治水の要に建つ福澤神社のお祭りは293回目となります。

私が町長の時代、子供相撲に開成町の子供も参加するようになり開成町長も祭りに参加するようになりました。

こうした縁があって今も招待状が届きます。当然のことですが府川町長はメインゲストのひとりです。

府川町長を見かけた私は近づいて「当選おめでとう」と声をかけました。そっぽこそ向きませんでしたが目は泳いでました。

その様子を見てそれ以上は言葉をかけるのを止めました。3期目の町長に相応しくない態度だと思いました。

町長選挙をめぐって対立した自民党の杉本透県議もいました。勝利を祝すと握手で応えてくれました。

南足柄市の加藤修平市長もいました。道の駅建設に対して私は反対の論陣をブログを通じて展開してます。

当選おめでとうございますと声をかけると握手で応じてくれ、しばし談笑しました。

いかに政治的対立があろうとも人としての応対があります。府川町長にはこうした常識が通じません。

今度の町長選挙、3分の1は棄権し、残りの3分の2の有権者のうち半分は新人の山神さんに1票を投じたのです。

少数の支持で当選したことこそが事実です。あくまでも謙虚な姿勢で町政に臨むのはイロハのイです。

「勝ちは勝ち」などという姿勢はもってのほかです。広く町民の声を聞いてかたくなな姿勢は断じて避ける必要があります。

町の広報で今後の政策展開についても語ってます。庁舎建設に多くの字数を充てています。

私は、庁舎建設はもはや過去の話しだと思います。できた後どのように活用するのかに焦点は移ります。

庁舎の前にあった町民プールを潰して新庁舎を建てるので後背地にかなり広い敷地が残ります。

この場所をどのように活用していくのか大きな課題です。それと重大な基盤整備事業が残ってます。

開成駅からまっすぐ開発した住宅区域に延びる都市計画道路です。これは待ったなしの課題で府川町長も公約に明記してます。

口だけではなく本当にやれるのかどうか実行力が問われます。最重点課題として注視していきます。