29日、お昼前から雨が強くなり参加予定の方の足が遠のくのではないかといささか心配になりました。

取り越し苦労でした。開場時間の午後1時には受け付けに人が並びました。当日参加の方もいました。

用意した130席は、満席となりました。ほっとしたというより驚いたというほうが正直な気持ちです。

地道な取り組みですし会費も1500円いただくので参加者を集めるのがひと苦労と思ってました。

ご参加のみなさま、ほんとうにありがとうございました。地域のタウン紙に掲載されたことが大きかったです。

そこから小林会長を中心に宣伝に努めました。私もブログやメールを通じて呼びかけました。

瞬く間に参加者が増えて予定人数を上回るまでになりました。奇跡に思えました。

神奈川県温泉地学研究所の萬年一剛主任研究員の講演は目からうろこだったと思います。

萬年さん、ブラタモリをはじめテレビ出演が相次ぎ持ち前の軽妙洒脱なトークに一段と磨きがかかりました。

ときおり笑いを取りながらやさしく解説していく話の進め方は、研究者でありながら芸人も兼ねているレベルでした。

私は、パソコン操作担当。慣れない作業に気が張りました。萬年さんの足を引っ張ってしまったようです。

火山の分類で「休火山」「死火山」という用語は今はないということです。「活火山」かそうでないかだけです。

このような分類になった理由に現代の最先端の科学の抱える問題が潜んでいると思いました。

「休火山」「死火山」だと思われていた火山が突如大爆発する事例があるのです。分類自体が意味をなさないのです。

言い換えれば科学は発達したもののわからないことだらけだということです。これこそ重大な発見です。

もっと衝撃的な事実も語られました。もし300年前の宝永噴火が今発生したら手が付けられないということです。

富士山噴火の際の火山砂、灰の被害について対策を練ろうと政府が本腰を入れてきました。

しかし、20センチ程度以下の降灰については対処の余地はあるもののそれ以上は困難を極めます。

宝永噴火のような噴火が再び発生するとはもちろん限りません。どんな噴火になるか予測はつきません。

ただし、万が一同様の噴火が発生したらどうすべきか暗中模索だと言うことは事実です。こちらも重大な発見です。

私たちの地域は、暗中模索の地域に該当します。私は、この事実を多くの方々と共有する必要があります。

『新編富士山と酒匂川』は、そうした動きを加速させるひとつの勉強材料として活用できると確信します。

素人が勉強を積み重ねて子供達でも読める冊子として編集しました。とてもわかりやすいのが特色です。

『新編富士山と酒匂川』、ぜひご購入いただき、実際に手に取って読んでいただきたいと思います。

クラブでは、学校での出前授業だけでなく地域の防災を考える集いを開催することも検討してます。

手に負えないから神頼みとするのではなく、私たちとして何かできることがあるはずです。一緒に取り組みませんか。