参議院、神奈川選挙区は、定数が4です。6年前にみどりの風という弱小政党から私は立候補し惨敗しました。

現在の有権者数764万人です。これだけ大勢の有権者を相手にするには地盤、看板、かばん必要です。

強固な政党に所属しないと勝利が見えません。主義主張と気合だけでは壁を全く超えられませんでした。

NHKの直近の世論調査で自民党支持率は36.7パーセントで他政党を圧しています。

しかも自民党の候補者はひとりです。100万票越えが確実視されます。別格の存在です。

続いて立憲民主党は、支持率は低いですが野党内で自民党に対抗するいち番手と目さされています。

候補者をひとりに絞りました。4議席のうちの1議席を確保することは間違いないと見るのが常識です。

公明党も安定して60万票を超える固い票を持ってます。関心が低い今回の選挙では一層有利に作用します。

となると残りは1議席だけです。この議席の行方が今回の参院選神奈川選挙区の焦点となります。

議席の行方によっては一躍注目選挙区となる可能性を秘めています。明確な野党がふたつ議席を得るかどうかです。

元知事の松沢成文さんか共産党の浅香由香さんかの勝負、国民新党の乃木涼介さんが絡むか注目です。

知名度から行けば松沢さんが圧倒的ですが前回はみんなの党で74万票、今回は日本維新の会からです。

憲法改正を求めており主義主張は自民に近いです。中田宏元横浜市長らかつての同志は自民に救ってもらいました。

松沢さんは、希望の党の党首を務め、自民入りはハードルが高いです。少しでも当選しやすい維新へと渡った感じです。

イメージダウンは避けられません。6年前とは環境は激変しており踏みとどまるかどうか微妙だと見ます。

浅香さんは、3年前、あと2万票足りませんでした。無党派系の市民も勝手連的に熱く応援していました。

今回は、そこまでの熱気を感じません。浅香さんに個人的魅力があります。しかし、共産党だけでは広がりに欠けます。

神奈川県全ての衆議院選挙区ごとに市民のネットワークがあります。共産系が力を持ってます。

このネットワークが浅香さんに絞って支援できるかどうかにかかっていると思います。

国民民主は、4月の統一地方選挙で惨敗しました。中道を標榜していて主義主張が鮮明ではありません。

神奈川新聞社の情勢分析で線上に絡んでいるのは乃木さんの俳優としての知名度が作用していると思います。

乃木さんにまさかの一発逆転があるとすれば、憲法など重要政策に政府と敢然と一線を画する強固な主張が必要です。

立民支持の票が乃木さんに流れることによって急浮上がないとは言えないと私は見ます。

それでも代表の玉木雄一郎さんが神奈川にへばりつくぐらいやらないとまさかはあり得ません。

影響力の低下が盛んに指摘される労組も存在意義を賭ける気持ちがあるのかないのか試金石です。

松沢さんではなく浅香さんか乃木さんが滑り込むことになれば明確な野党が2議席となりこれは事件です。