若きベンチャーたちが集う場所づくり

6日の土曜日の午後、神奈川大学人間科学部の大竹弘和教授の自宅で開かれたバーベキューパーティーに招かれました。

開成町にホームステイをしているザンダーさんも一緒に参加しました。料理が素晴らしいと絶賛でした。

大竹さんは、公共施設を民間企業に貸して効率的な運営を図る指定管理者制度の専門家です。

廃校となる学校を民間企業の力でホテルとして再生させる事業などにも関わってます。

官民連携のアドバイザーです。自らも会社を立ち上げて実践しているところが単なる研究者ではありません。

大竹さんのところには、若者が集まります。6日のパーティーには、30代の若者が揃いました。

大竹さんの息子さんもいました。元楽天、元ロボットエンジニア、現役の医師、看護師、多士済々でした。

私の半分ほどしか人生生きていない皆さんの瑞々しい感性、はち切れるエネルギーに圧倒されました。

自らベンチャー企業を立ち上げて活動を開始している方もいますしこれからと準備を進めている方もいます。

全員が何らかの起業をして挑戦しようとしています。私の30代のころとは全く様相が異なります。

政治記者として暴れていましたが、NHKという親方日の丸的な会社の看板を背負ってのことです。

30代そこそこで組織から飛び出し自ら会社を立ち上げて自立しようとは思ってもいませんでした。

大学で教えていると現代の若者は挑戦する意欲が乏しいと思い込んでいたのが間違いだと思いました。

やる気十分の若者はいるところにはいるのです。何かほっとした気分になりました。

現役の医師がこれから取り組もうと思いを巡らせている新たなビジネスについて説明しました。

パソコン使って映像に映し出し熱心にアイデアを語ってました。ユニークなビジネス提案でした。

あと100日しか生きられないと宣告されたら人は何をするかが新事業の出発点でした。

特別に用意された旅行をしたいというニーズがあるはずだと考えてビジネス化を提案していました。

ケアする看護師同行で医師とはネットを通じて連絡を取り合い旅行のサポートをするスペシャル旅行です。

ビジネスとして成立するかどうかはわからない荒削りな提案でしたが十分可能性はあると思いました。

若者が新規の事業を提案しみんなでわいわいがやがややり取りしている姿がまばゆかったです。

私とザンダーさんは6時前に失礼しましたが若者たちは夜の9時まで意見交換していたということです。

起業へのエネルギーが溢れている若者に集う場を提供している大竹さんの姿勢を学ぼうと思いました。

私も広い座敷がある古い家に住んでます。この家をもっと活用したいと俄然意欲が湧きました。

開成だって東京や横浜からそう遠くはありません。意欲溢れる若者を呼び集めわいわいがやがややりたいものです。

新事業を立ち上げたいと思っている地域の若者にも入ってもらえば更に話は盛り上がります。

斬新なアイデアが飛び出してきます。それを現実にする応援をするのが私たちの役目だと思います。