大学生は、世界の箱根への関心が高いと昨日述べました。エバンゲリオンの聖地は危機に瀕してます。

講義で観光立国日本の中心地の箱根はあまりに低い合計特殊出生率を説明しました。

観光客で賑わっても赤ちゃんがいない町は、いずれ地域社会の存続が難しくなると問題提起しました。

学生を刺激したようです。インバウンド観光の賑わいをいかに人口増に結び付けるかという答案が目立ちました。

それにしても、箱根の合計特殊出生率が1.0前後というのは低いです。東京を相当に下回る数値です。

学生の関心は、移住の前に雇用の場の確保に向かってました。インバウンド観光はプラスに作用すると考えてました。

インバウンド観光によって多様な働き口が開発できるのではと期待感を表明している答案が目立ちました。

英語に関する仕事などです。箱根町としての英語が堪能な人材の移住策は大いに検討の余地があります。

通勤に時間的制約がない人にターゲットを絞って移住策を検討してはどうかという提案もありました。

パソコン一つで仕事ができるIT関係の若者が典型です。小説家、投資家も対象となるとしてました。

サラリーマンではない方々を呼び込んだらどうかということです。一考の余地ある提案です。

カフェの経営などを支援して働く場の確保につなげるというアイデアもありました。

インバウンド観光のマイナス面を危惧する意見も当然ありました。いわゆるオーバーツアーリズムです。

オランダのアムステルダムではマナーの悪い観光客による飲酒やドラックが大きな問題となっている。

問題が表面化した後、規制してもなかなか改善しません。業者は利益優先になってしまうからです。

箱根町の現状は、アムステルダムとは状況は異なります。今から様々な対応策を検討すべきだとしてました。

若者にとって教育も移住を考えるうえで大きな要因です。箱根は、交通事情もあって通学に難があります。

通学に関する交通費は全額無料制度の導入といった思い切った制度の導入提案もありました。

交通に絡めて言えば、私の持論である神奈川県側から静岡県裾野市までトンネルを通す構想について言及がありました。

賛同者が多かったです。採点者の私を忖度したのかどうかはわかりませんが前向きにとらえてました。

曲がりくねった道を拡幅したりする無駄な工事はもうやめにして一本まともな道路の建設は必要です。

まともな道路が開通できれば、観光振興も雇用の問題も通学の問題も一気に解決への選択地が広がります。

それと何といってもいざという災害時に安全な抜け道ができることにつながります。

学生は、環境重視で道路開発に否定的なのかと思いきや、全く違っていたのは驚きでした。

漫画、アニメの聖地でもあり、観光立国日本のシンボルである箱根町、人口減少に歯止めをかけるのが課題です。

若い世代に人口増にむけて提案募集したらどうでしょうか。担当部署を設け本格的に対応してみたらどうでしょうか。