我が家の”恐竜超世界”から人類の未来を考える
我が家の孫ちゃんの長男、5歳、幼稚園の年長です。飽きもせずに、毎日、同じ番組を見ています。
7月2週連続で放送されたNHKスペシャル「恐竜超世界」、もう一本の特集「ティラノサウルス」。
毎週日曜日の夜放送の「ダーウィンが来た!」でも恐竜特集がありました。ちょっとしたブームです。
お兄ちゃんは、早起きで5時ごろから私に「NHKを見たい」と要求します。恐竜番組のビデオのことです。
コンピューターで再現した映像がすこぶるリアルで1億年前の恐竜時代に引き込まれます。
目からうろこの話しばかりでした。恐竜の名前が難しく覚えられません。孫ちゃんの方はすぐに覚えます。
羽毛が生えている恐竜がいるなんて知りませんでした。北極圏にも勢力を伸ばしていたことも知りませんでした。
知能も発達していて虫を川に落とし近づいてきた魚を食べる釣りのような行動をする恐竜がいたのには驚きました。
鳥類と同根なのも、海にも恐竜がいたことも目からうろこでした。海竜という言葉は、始めて知りました。
世界じゅうの海で大繁栄をしていたというのですからなんと無知だったのだろうとあ然としました。
孫ちゃんたちを連れて9日、東京・上野の国立科学博物館に出かけました。恐竜特別展を見に行くためでした。
ごった返していて自由に動きがとれません。ゆっくりと見たかったです。残念でした。
全長13メートルの地上最強の肉食恐竜ティラノサウルス、海竜モササウルスの骨格展示迫力満点でした。
じっくり見たいと思っても如何ともし難く流れに押されて動くしかなくなくなく外に押し出された感じです。
ティラノサウルスの骨格を見ながら1993年公開の映画ジェラシックパークを思い出しました。
獲物を追い込んで行き、待ち伏せして狩りをするなど残忍なシーンが記憶に残ってます。
NHKスペンシャルによりますとティラノサウルスは、恐竜の中で脳の大きさが際立っているということです。
映画で描かれたずるがしこさと残忍さは、事実だった可能性が高いと紹介されていました。
ティラノサウルスは生物界の頂点に立つと争い殺し合いをしていました。削り取られた頭蓋骨が発掘されました。
この話を聞いて現代の人類の行動を連想してしまいました。現在、地球上の最強の生物は人類です。
身体そのものの強さではなく知能により様々な武器を作り出し武装攻撃することで地上最強となりました。
ティラノサウルスと同様、地球上至る所で喧嘩をしています。地球上の生物全てを絶滅に追いやるかもしれません。
核兵器です。核戦争が始まったら被害は計り知れません。わかっているのに核戦争の火種は、むしろ増えてます。
恐竜時代は6600万年前に地球に落下した巨大隕石による気候変動で終焉しとされます。
私たち人類もわが世の春をおう歌し無益な喧嘩ばかりをしていると突如何が起こるかわかりません。
ティラノサウルスの二の舞になりたくなければ人類は、調和へと意識を根本から改めなけれなりません。