秋の東京あきる野、田中丘隅を知る旅、参加者熱烈募集中。
足柄の歴史再発見クラブ、故郷の災害の歴史を楽しく学び災害に備えるお手伝いをする取り組みを続けています。
1707年の富士山の宝永噴火とその後の洪水で私たちの住む足柄地域は、危急存亡の苦しい時期を迎えました。
この危機を救ったのは江戸幕府8代将軍の命によって治水工事に派遣された田中丘隅(たなかきゅうぐ)です。
足柄の歴史再発見クラブでは、秋の研修ミニ旅行として郷土の恩人田中丘隅を訪ねる旅を企画しました。
田中丘隅の生まれ故郷である東京都あきる野市を訪ねます。10月12日(土)、開成町のバスで日帰りです。
午前8時半に出発して高速道路で1時間15分で着きます。圏央道の開通で便利となりました。
10月も半ばとなれば秋の気配も感じられさわやかな空気を吸いながら楽しい見学会に致します。
田中丘隅が眠る菩提寺でお参りをした後、現地の考古館で田中丘隅特別展を見学します。
多摩地区の地場産の農産物が並んでいる「秋川ファーマーズマーケット」で昼食をとります。
ここに田中丘隅の業績を紹介する展示があります。食事と買い物を楽しみながらパネル展示も見て下さい。
その後、あきる野市の郷土史家の坂上洋之さんによる田中丘隅の特別講演をみんなで聞くことになっています。
あきる野市が企画した講演会で私たちも急きょ仲間に入れてもらえることになりました。
講演のタイトルは、そのものズバリ、「郷土が生んだすぐれた江戸時代の民政家田中丘隅」です。
田中丘隅の生まれ故郷のあきる野市で田中丘隅に関心を持っている人たちとの交流が出来そうです。
足柄の歴史再発見クラブでは一回限りではなくこれからにつなげていくきっかけにしたいと考えています。
会費は、昼食やバス代も入れて2000円です。バスの席に余裕があります。一般の方のご参加熱烈募集中です。
申込先は、090-8444-0328(大井)までご連絡いただければと思います。
メールでも構いません。メールは、chocochan41723@gmail.comで、あて先は大井です。
田中丘隅は、1726年に酒匂川の大口の土手を締め切り神社を建ててその後の安全を祈りました。
根がまっすぐ伸びる樹木を植えさせて土手の強化を図りました。毎年お祭りをするように村人に伝えました。
祭りをすれば人が集まり土手が強化されるし災害の歴史も教訓として残ると考えました。
村人たちをグループ分けして土手を手分けして管理していく仕組みも同時に組み立てました。
誠に行き届いた治水対策だと高く評価されます。お祭りは今も続いていて毎年5月5日に開かれています。
田中丘隅は、故郷を救ってくれた恩人なのです。決して忘れてはならない人物だと思います。
どうぞ足柄の歴史再発見クラブの秋のミニ旅行にご参加ください。恩人の偉大さを知り目を見張るはずです。
090-8444-0328、または、chocochan41723@gmail.comまで、あて先は大井です。