令和の時代のまちづくり有志連合@足柄1
今、日本全国、ラグビー日本代表の躍進に熱狂し、にわかフアンが激増中という報道が盛んに流れてます。
どの試合も大勢の観客で溢れ、国のプライドをかけた肉体のぶつかり合いやパス回しにどよめきが上がってます。
国際的にはラグビー後進国の日本でワールドカップを開催できるなんて思い描いた人がいるでしょうか。
そんな中で大ぼらを吹いた人物がいます。森喜朗元総理です。元ラガーマンで日本ラグビー界のドンです。
国際ラグビー協会に対しオープンな運営を求めてかみつきワールドカップ開催をも求めたということです。
1995年の南アフリカ大会では日本はニュージーランドに145対17で敗れました。
こんな歴史を持つ国がワールドカップの開催を求めるのですから驚天動地に近かったと想像します。
結果オーライです。多様な国籍を持つ選手たちがチームジャパンを形成し、国民が応援する姿に感動します。
前置きが長くなりました。何が言いたいのかといいますと「大ぼら」の大切さです。
最初にアドバルーンを打ち上げる人がいれば方向性さえ間違っていなければ実現するということです。
突拍子がないと思われても敢然とぶち上げる気概が必要です。現代の日本のまちづくりに欠けている点です。
5日、我が家で「令和の時代のまちづくり有志連合@足柄」という構想についての意見交換会がありました。
森元総理のラグビーワールドカップ誘致にはとても及びませんが心意気だけは負けていないつもりです。
日本のまちづくりに漂う閉塞感をもたらしているものは何かと考えてみるとチャレンジ精神の欠如だと思います。
まちづくりの主体である行政が財政難を理由に思い切った事業に踏み出すことをしません。
行政がやらないのならば民間で歯車を回して見せようと考え意欲を持った面々に集まってもらいました。
神奈川大学や横浜国立大学の先生、若手のベンチャー企業の経営者や環境やITに精通したかたなど13人です。
最初に私から大ぼらを吹かせてもらいました。世界の危機を救うまちづくりを足柄地域から発信したいと言いました。
現代のマネー資本主義の行き詰まりを打開するには欧米とは異なる価値観で対応策を探る必要があります。
マネー資本主義の本家本元のやり方の延長線上ではいつまでたっても本質的な解決にはなりません。
日本の伝統的手法を意識してその融合を図ることで活路を見い出すべきだと私は考えています。
具体的にいえばあらゆる場面で欧米の手法を取り入れた明治維新以前、江戸時代の良さを甦らすことです。
江戸時代の様々な知恵の中に現代の危機を突破する手がかりがあると私は考えています。
その手掛かりを現代の最先端の技術で強化していくことが時代が求めている方向だと思ってます。
足柄地域は、首都圏の周辺部に位置しほどほど利便性が高く、それでいて自然豊かな地域特性があります。
この地を舞台に江戸時代の知恵と現代の最先端技術とを融合し世界が理想とする地域の創造したいと話しました。