昨日のブログでラグビーワールドカップの日本誘致のきっかけとなった森喜朗元総理の大ぼらについて書きました。

森元総理は、総理としての評価は低いですが、退任後、大仕事をやってのけました。なぜできたのでしょうか。

政治家としての役割にも関わる事柄です。ひとつは、これはやらねばならぬと思った時のいわばくそ度胸です。

頭ではなく情熱です。もうひとつは時代の流れを捉えた大ぼらだったからです。たわごとではなかったのです。

ラグビーというスポーツを全世界に普及させるためにはアジアという巨大な市場を抜きには考えられません。

森元総理のアドバルーンは、実は、世界ラグビー協会が目指さなければならない目標を提示していたのです。

森元総理の自信の発案か、それとも誰かから提案されたのかは、全く問題ではありません。

確信をもって発信したこと自体が価値あることです。政治家としての役目を果たしました。

日本のまちづくりの現状を見回すと森元総理の役割を果たすような首長が存在しないことが残念です。

足柄地域でも同様なことが言えます。はったりでも良いから理想の大風呂敷を語るタイプはいません。

私は、もはや首長ではありませんが、民間人の立場で挑戦してみようというのが今回の有志連合プロジェクトです。

ワールドカップ誘致の様な直接世界を相手に大ぼらを吹くことはまちづくりの現場ではあり得ません。

地域に密着していますので対象とするエリアは、限られます。しかし世界視野で考えることは重要です。

世界の動向を眺めつつ地域の実情を直視して世界のお手本となるまちづくりの展開を目指すのです。

ふたつのやり方があります。ひとつは、現代の中国ですでに進められているまちづくりです。

全く何もないところに全世界から最先端の知識を注入して未来都市を創造しようというものです。

新都市建設の用地を定め、世界の最先端のテクノロジーを活用してモデル的な都市建設を進めてます。

私は、こういった手法は、成功してもその場だけの切り離された理想郷を生み出すに過ぎないと思います。

もうひとつの別のやり方があります。既に人々が生活している地域そのものを対象に理想の地域を創る試みです。

地域の設定が難しいです。旧市街地を再開発するようなやり方では資金ばかりかかってしまいます。

原野に新都市を創ろうとしても、中国の新都市建設みたいな国家プロジェクトになり手に負えません。

程よい便利な地域にIT、自然エネルギーなどを活用し景観が良く安全で住みよい地域を創造するのが目標です。

この理想を追いかける地域として足柄地域は最適だと考えます。いわゆる便利な田舎だからです。

利便性を持ち、先進的な企業が存在し、田舎の風情があります。現代と江戸時代が共存しているような地域です。

私は、江戸時代の知恵を現代の最先端科学技術を使って活かし理想のまちづくりを提唱しています。

足柄地域が最適地であることを理解していただけると思います。この地以外にないと確信してます。