令和の時代のまちづくり有志連合@足柄3
江戸時代の知恵と現代の科学技術を合体させて理想の地域を創造するといってもピンとこないかもしれません。
わかり易い事例は酒蔵の復活です。酒造りといえば江戸時代の地場産業の典型みたいなものです。
開成町で酒蔵復活が実現しました。40年近く醸造が途絶えていた酒蔵がこのほど復活しました。
ご存知瀬戸酒造です。東京の大手コンサルタント会社のオリエンタルコンサルタンツが直接手がけました。
復活を遂げただけでなく優秀な杜氏を得て高級路線を貫き今年8月フランスの品評会で最優秀賞を獲得しました。
復活したばかりの名も知れぬ田舎の酒蔵からとんでもない銘酒ができたのですから他の酒蔵も驚いたことでしょう。
開成町唯一のフランス料理店とのコラボでフレンチを食しながら日本酒を飲み語る会は、大好評だということです。
コンサル会社が提案するだけでなく直接醸造に乗り出して強烈なインパクトを与えたのは画期的です。
瀬戸酒造の復活により酒米づくりに波及し周辺農家の水田耕作に好影響が期待できます。
無農薬で酒米を作るレベルにまで行けばさらに高付加価値となり農家の収入増加につながります。
そうなれば若手農家の参入も期待出来るようになり後継者難の地元の農業の再生の道筋が見えてきます。
それと提案するのではなく実践するというやり方に感心します。口先だけで終らせませんでした。
大変に参考になります。私も、独自のプロジェクトを立ち上げて江戸時代の知恵を現代に復活させる挑戦をします。
医療と健康づくりをひとつめのターゲットにします。高い志を持った優秀な医師の確保が原点です。
いわば現代の赤ひげ先生です。確保できた暁には、小さな赤ひげクリニックの開設を狙います。
リハビリや皮膚疾患、アレルギーといった患者の悩みを聞き取り、とことん付き合えるクリニックを目指します。
また一方で教育分野での江戸時代の復活を考えます。寺子屋風の教育でを検討します。
塾と寺子屋の違いは前者はいわばテクニックを教えるだけです。寺子屋は、人として生きる道も教えます。
抽象的な言い方ですが本物から学び本物になってもらう教育を提供する場にしたいと思います。
どうすれば本物になれるかというと何のために学ぶかを知っている本物に接することです。
クリニック開設を第一歩、寺子屋事業を第二歩とすると、第三歩目は、もう少し大掛かりな事業を狙います。
ふたつあります。な医療・健康づくりの機関の創設です。クリニックの発展形として考えています。
江戸時代、8代将軍徳川吉宗が江戸の民衆のために開設した小石川養生所の現代化をイメージしてます。
もうひとつは、再生可能エネルギーと最先端の蓄電技術でエネルギーを確保して植物工場を創業したいです。
本当の狙いは薬草の生産ですが生産が一筋縄ではいかないと思いますのでまずは植物工場からスタートです。
江戸時代は、石油も原子力もなく自然エネルギーの活用社会でした。この復活を足柄地域で実践したいです。