足柄の歴史再発見クラブ、ただいま売り出し中
足元の災害の歴史を学び地域貢献するグループ、「足柄の歴史再発見クラブ」の『新編富士山と酒匂川』売れ行き順調です。
平成から令和に元号が変わった今年5月1日に刊行し6月29日に出版記念会を開催しました。
1000部印刷しました。すぐに社内研修に活用したいと開成町のパナック工業の中村健作会長より申し出がありました。
関心が高いと感じました。地元のミクニ書店や小田原の伊勢路書店にも置かせていただいているのですがさばけてます。
私が在庫管理をしているのですが手元には75冊しか残っていません。相次ぐ台風襲来の影響もあるかもしれません。
『新編富士山と酒匂川』は、時間雨量100ミリの豪雨時代どのように備えるかのヒントが盛り込まれています。
おとといのブログで改めて紹介した二重堤防のかすみ堤はその典型例です。丁寧に書き込まれています。
また流域単位で広域で取り組むことの大切さも2010年9月の酒匂川上流の集中豪雨を例にして提唱しています。
手に取って読んでいられない方は、ぜひ一度、手に取ってみて下さい。災害の記録が盛り込まれている自信作です。
書店で購入するか、090-8444-0328(大井)まで直接お申し込み下さい。お待ちしてます。
あsu
10月27日の日曜日の午後1時より開成町社会福祉協議会が福祉大会を開催します。
午後2時より講演となっています。足柄の歴史再発見クラブの活動紹介することをお願いされたとのことです。
役員で対応することにして新編の刊行記念会で行ったトークショーの形式で出演することになりました。
主催者からは、開成町に息づく共助の考え方をクラブの活動と関連付けて話して欲しいと依頼されてます。
昔取った杵柄で私が進行役となり小林会長ら執筆者にインタビューする格好で進めることとなりました。
富士山の宝永噴火からの再起の物語、その後も続いた度重なる洪水との戦いを柔らかく語ってもらいます。
その上で時間雨量100ミリが当たり前の時代に私たちは、今後どうすれば良いのか話してもらう予定です。
歴史を過去のものとして眺めるのではなく今何をする必要があるのかという視点から教訓をくみ取ることが大切です。
調査して眺めているだけでは、評論して自己満足しているだけです。できる範囲の実践が大切だと考えます。
開成町社会福祉協議会からのせっかくの機会を活かし災害への備えについて実践につながる提言をしたいと思います。
11月末には開成町内の円中自治会からの同様の要請が来ています。こちらの方はメンバーを一新して対応することにします。
11月からは開成小学校と開成南小学校での出前授業が始まります。『新編富士山と酒匂川』の出番です。
かすみ堤の現地見学も盛り込んであります。台風19号の洪水を踏まえて新たな視点を子供たちに伝えます。
足柄の歴史再発見クラブ、スポットライトが当たってきたように思います。災害に強い地域づくりに努めます。