人生第4コーナーへ
本日で64歳。高齢者の仲間入りまであと一年となりました。人生80年とすれば第4コーナーを回ろうとしています。
昨今は、人生100年時代と言われます。こちらだと、まだ第3コーナーです。イメージがちょっとつかめません。
いずれにせよ今期人生のけじめをつける時期に徐々に近づいていることだけは間違いありません。
私は、西暦2001年、21世紀に突入してから毎日、日記をつけるようになりました。
10年で一冊です。来年で二冊目が終わります。男性の平均寿命で言えばあと二冊でしょうか。
日記をつけるのは、良い習慣だと思います。一日一生のつもりで生きるのに刺激になります。
朝、オギャーと生まれ、一日を過ごし、夜就寝する。一生を凝縮したようなものです。おろそかにできません。
人生の第4コーナーに入り、何を目指しているかと言えば、何のためにこの世に生まれたのか突き止めたいです。
なぜこう考えるかというと私なりの人生観があります。人は使命を持ってこの世に生まれるという確信があります。
使命を全うできれば今次人生はより良き人生であり、それが実現できなければ次なる人生の宿題となります。
ここで皆さんえっと思われるかもしれません。人生に次があるのかという疑問が湧いてきます。
これまた私なりの人生観です。私は、仏教の経典が教えるところの輪廻転生(りんねてんせい)を完ぺきに信じてます。
ある人生で果たせなかった使命をどこかの人生で果たさない限り人としての進化はないという考え方です。
どうせならば今次人生の使命をくっきりと自覚し、その使命を実現させから今次人生を終わりたいものです。
「よっしゃー、よくやった。これでおさらばじゃ。ありがとう!」と笑顔で手を振ってこの世を去るのが理想です。
そのためにはどうしても私の使命を思い出さなければなりません。どこかに置き忘れてしまっています。
私は、挑戦することによって使命を「見つけることができると信じてこれまで生きてきました。
ジャーナリストになり、政治家に転じて各種選挙に挑みづづけ、戦い敗れて大学の先生を務める。
挑戦の連続でした。周囲の皆さんには大変な迷惑をかけてしまったと思うと心が痛みます。
私が本当に今次人生で果たさなければならない何かを探求する旅ともいえる道のりでした。
人生の第4コーナー、決着させる時です。本気で自らの使命は何かの探求の旅路に漕ぎ出さなければなりません。
まちづくりという言葉を聞くと今でも心がわくわくします。私の使命に近づいている証拠だと思います。
残された今次人生を理想のまちづくりに賭けてみようと思います。もちろん民間人の立場でです。
小さなベンチャー企業を立ち上げて、同志たちとともにネットワークを創り足柄地域を舞台に取り組みたいです。
世界に誇れる誰もが安心して安全に過ごせる地域を創造し、モデルとして発信することが目標です。
永遠の夢追い人か、あるいはただの大ぼら吹きか。他人の評価はどうでも良く、自らの信じる道を歩みます。