昨日、開成小学校で足柄の歴史再発見クラブの酒匂川の治水の歴史について学ぶ出前授業がありました。

83人の4年生全員で音楽室に移って話を聞く形の授業でした。10時40分から12時10分までです。

途中、短時間トイレ休憩がありましたが、ほぼ通しで授業がありました。大学並みの授業時間です。

パワーポイントで映像を見ながら進めました。メンバーで元小学校の先生だった大井みちさんが全て用意しました。

説明の方は、一応、参加したメンバー6人で役割分担して担当する形を取りました。

最初に小林秀樹会長が総括的な話をしました。続いて各メンバーがハザードマップとか地形とか話しました。

私は、江戸時代のはじめ酒匂川は大掛かりな工事が行われて現在の流れになった経緯の担当でした。

戦国の世が終わり平和になってコメの増産が図られました。酒匂川は人工的に流れを変えられ用水路をつくったのです。

ところどころで子供たちに質問するとかなりわかっているのです。勉強の成果が現れていました。

続いて大井さんが富士山の噴火、そこからの懸命な復興のドラマ、圧巻の授業が続きました。

私はボーとしていて酒匂川の大改修でどのくらいお米がとれるようになったのか言い忘れました。

すかさず大井さんが最初にフォローして2倍以上にお米がとれるようになったことを説明していました。

身振り手振り、子供たちへの問いかけ、現役時代に戻って情熱あふれる授業でした。

大井さんが児童の前に立った途端に心地よい緊張感が走り子供たちの目の色が変わりました。

集中させているのです。子供たちへの問いかけは絶妙なタイミングでなされて上等な掛け合いでした。

双方向で授業が進みますと児童は飽きません。どんどん大井さんの方に集中していくのがわかりました。

大井さんが話したのは、富士山の噴火とその後の洪水からの復興のドラマですので一番のポイントでした。

富士山の噴火の砂やとんできた岩石の標本を持ってきて児童に見せて関心を一層そそってました。

じゃかごと言われる江戸時代の水防用具も用意し、児童に実際に石を中に入れさせて体験させてました。

有能なプロ教師のすご業は健在でした。私ら他のメンバーとは比較になりません。

大学の先生は一方的に教えていればそれで済んでしまうところがあります。学ぶことが多かったです。

私は残り10分のところで所要があり席を立ちました。最後の児童の反応が聞けなくて残念でした。

一方で課題も見つかりました。足柄の歴史再発見クラブとしてひとつのチームとなっていませんでした。

大井さんにおんぶにだっこの形の授業となってしまいました。改善が必要だと痛感しました。

まず私たちが大井さんレベルは無理ですが教える技を身に着けて技量を上げなくてはなりません。

各パートの話す内容も児童にわかり易いように工夫が必要です。事前の練習が必要でした。

チーム全体の一体感が児童に伝わるような構成することも必要です。次は、ワンチームを目指します。