湯河原町議選へ超大型新人土屋由希子さん、登場
令和の時代の2年目、東京オリパラの記念すべき年、2020年。3月に湯河原町議選が行われます。
とてつもない大型新人が挑戦します。昨日、スタート集会が開かれました。私は30年に1人の逸材だと確信しました。
土屋由希子さん、37歳、2時のママさんです。湯河原産まれ湯河原育ち、東京からUターンしました。
50人ほどの集会でした。女性が多く、同世代の方や土屋さんの母親世代と多彩な顔触れでした。
政治には全く無関心だったのが妊娠、出産、育児をするようになり政治に目覚めたということでした。
常に行政との関りがあり、矛盾を感じ改善の運動をすることを通じて政治との接点を持ちました。
ご本人はそう説明していましたが、土屋さんのキャリアは、政治家として大成するための歩みだと思いました。
小田原高校に進学した土屋さんは、慣例となっていた行事の変更に抵抗し行事を強行しました。
小田高の学園祭では、自ら台本を作り演出をして主演女優賞を獲得するという快挙を成し遂げました。
中央大学の理工学部に進学し学部の学園祭の実行委員長を務めました。不透明な会計の原因を突き止め透明化しました。
政治家になるための事前準備運動はばっちりという感じです。貫いているのは正義感だと思いました。
就職先は、理系ではなく演劇芸の事務所のワハハ本舗でした。久本雅美さんらを抱える事務所です。
出産後は東京江東区と共同で実行委員長を務めて4000人のイベントを実践したとのことです。
湯河原に戻った後の活動も半端ではありません。早速、湯河原ママの会を立ち上げて行政に物申しました。
給食費の徴収方法について保護者の負担が大きすぎると運動を起こしたのです。町も改善に向けて協議を始めました。
土屋さんの政策は、シンプルそのもの、子育てと教育が湯河原を変えるの一点突破・全面展開です。
20年後、30年後の湯河原を考えれば子育てと教育に力を注ぐの当然だとの確信からの主張だと思います。
移住者も増えて高齢者も元気になり湯河原は変わると訴えていました。迫力ありました。
歩みや政策の解説は、およそ1時間でした。全くノー原稿で自分の言葉で話していました。
頭に詰め込んだものではなく、自らの体験に基づいて語っているからこそできる芸当だと思います。
自分の言葉で語るということは、受け手にとって説得力が違います。政治家として類まれな素質です。
それと土屋さんは素直に情熱を伝えられる方です。冒頭、言葉に詰まりました。感謝を伝えようとしてです。
とても自然な振る舞いでした。政治の本質は、理屈ではありません。情です。土屋さんは溢れる情の持ち主でした。
土屋さんの話が終わった後、会場から激励が相次ぎました。出馬を決意してくれて感謝だという意見ばかりでした。
土屋さんと一緒にこれからまちづくりに参加できることにわくわくしている気持ちが伝ってきました。
湯河原に引っ越そうかなという気持ちにさせる政治家が誕生しようとしています。楽しみでなりません。