小田原市長選挙、現職優位と見ます

元日の神奈川新聞、毎年その年に行われる地方選挙の展望が載ってます。どんな書き方か楽しみにしてます。

最大の注目選挙は、5月の小田原市長選挙です。人口減少に悩む県西地域の中心都市の市政の行方に関心を持ってます。

小田原が元気になり周辺市町をけん引する姿がなければ県西地域の再起はありません。

アメリカのオバマ大統領がデビューした2008年、加藤憲一市長は、一足先にチェンジを掲げて華々しく登場しました。

しかしその後の3期の市政は変革という名には似つかわしくないものでした。議論が長く時間がかかりました。

一方で市民の声を聞いて市民主体でという市政運営の方向は着実に浸透していったように思います。

神奈川新聞によれば加藤市長は懸案だった市民ホールの建設などが緒に就いたばかりなので完成を目指すということです。

加藤市長の指導力の欠如で時間がかかった側面もあります。緒に就いたばかりというのは都合の良い理屈に聞こえます。

加藤市長としては、現職としてこれまでの実績を前面に出して中途の事業をやり遂げさせて欲しいということだと思います。

半ば開き直ったようなシンプルさを感じます。選挙は単純明快の錦の御旗をとったほうが有利です。

一方、新人の前県議、守屋輝彦さんは、自民党と個人後援会を軸に加藤市長に対抗する戦術をとってていると書かれてます。

小田原は保守地盤が強固なところです。自民党系の票を固めれば確実に勝てると踏んでいるのだと思います。

この戦術が功を奏するかどうか守屋さんが勝てるかどうかの分かれ道のように思います。

私は自民党系が守屋当選で一致団結して運をの盛り上げることになるとは思えないからです。

自民党と言っても二派の流れがあって河野洋平氏の流れをくむ派と故亀井善之代議士の流れをくむ派と二派あります。

守屋さんは旧亀井系です。河野系を象徴しているのは小澤良明前市長で息子さんが現職県議です。

守屋さんと小沢前市長の息子さんはいわばライバル関係で、すんなりと一致団結とは行かないでしょう。

自民党にこだわらずウィングを広げて加藤市長に流れる層の票までも取り込むぐらいの戦術が必要です。

自民党色を脱し組合関係にも手を伸ばして票の拡大を図ったほうが有利に左右するのではないかと思います。

加藤市長の最大の弱点は、市政の流れを変えるだけの決断と実行力に乏しいところです。

対抗する守屋さんは、この加藤市長の弱みを突いて大胆不敵な政策を打ち出しやって見せるという姿勢が欲しいです。

現状ではめぼしい政策が打ち上げられいません。加藤市長が実績を前面に出すのに対抗できてません。

小田原市長選挙、最後の勝負の行方を握っているのは公明党・創価学会票の行方だと見ています。

加藤市長は公明党とは良好な関係を維持しています。守屋さんが圧倒しているという流れでも来ない限り動かないと思います。

結果として小田原市長選挙、現職の勝利の可能性が強いと私は予測します。小田原市政の変革の時代はもう少し先になります。