神奈川大学の2020年度前期の講義計画の提出締め切りは13日の午後5時きっかりです。

パソコンからウェッブで提出ですので容赦ありません。時間が来れば自動的に閉じられてしまいます。

インフルでダウン、その後の体調の悪さを何とか乗り切り提出にこぎつけました。やれやれです。

体調が悪いからと言って内容までよれよれかというと、そうではなくかなりの自信作です。

横浜市で現在進行形のカジノを含む統合的なリゾート誘致をテーマにして誘致推進の動きと反対運動をウォッチします。

最初から賛成反対と決めて事象を観察するのではなく色眼鏡を外してありのままに状況を観ることに努めます。

賛成反対と最初から決めてしまうと本質が見えなくなります。双方ともに都合の良い情報しか目に入らなくなります。

自分の意見に沿わない情報は切って捨ててしまい、自分の意見に沿う情報は、過大評価します。

これでは正しい判断はできません。中立的な立場から双方の意見を客観的に観てこそ正しい判断に近づきます。

社会人になって真に役立つ能力です。今回の講義は、その能力を身に着ける絶好の機会にします。

講義名は政策過程論です。全部で14回で1講義時間は100分で長いです。講義が終わるとぐったりします。

初回の講義ガイダンスから始まって最終回の学生によるプレゼンテーション大会まで1回ごとの内容を書き込みました。

同時進行中の事柄を対象にしていますので教科書を用意してそれに沿って話をするという分けには行きません。

様々な多様な意見をヒアリングして学生一人一人が自らの考え方をまとめ、試験の際に論文化しなければなりません。

私の役目は、学生が考える素材の提供にあります。当事者の方を招くことがいちばんの役目となります。

まずは横浜市の担当者からじっくりとこれまでの経緯を説明してもらい土台となる知識を吸収しなければなりません。

その上で最大の論戦の舞台である横浜市議会から賛成反対双方の政党からもその理由をじっくりと耳を傾けます。

民間も積極推進の横浜の経済界、反旗を翻している横浜港湾協会双方から意見を聞く計画です。

IRをめぐって住民投票を求めたり市長のリコール運動が起こってますので住民運動の代表の方からも意見を聞きます。

最後に、幅広い視野から大局的に誘致賛成反対それぞれの課題をジャーナリストに述べてもらいたいと思います。

最後の最後にもう一度当事者の横浜市に登場いただき幹部の方に質問ができる機会を持ちたいです。

学生たちには一方的に説明を受けるだけでなく自ら世界のIR事情をリサーチすることを求めます。

現在は、ネットを駆使すれば現地に行かなくても訪問したのと同等の調査をすることが可能です。

こちらも学生として身に着ける能力のひとつです。今回の講義を訓練の場としても活用したいです。

最後は、情報の渦に飲み込まれるのではなく自分の頭で考え論理的な文章でIRについての見解をまとめてもらいます。