日本の保守派を代表する総合雑誌、文芸春秋の2020年2月号を購入しましました。

この手の雑誌は2月号が新年号です。文芸春秋を購入して読むのは、20年かそれ以上間が空いてます。

左派を代表する雑誌の岩波書店の世界の方は興味ある記事がある時は購入し本棚にストックしてます。

私は、左派系の記事に関心があったという証左です。理論は左派の方が緻密だとの思い込みもありました。

今回、文芸春秋を購入したのは、れいわ新選組の山本太郎さんの論文が目玉だったからです。

先月末に近くの書店に立ち寄ったところ山本論文のタイトルが目に飛び込んできました。

「消費税ゼロ」で日本は甦るというタイトルが赤字で大きく書かれていました。遅まきながら読んでみようと思いました。

下敷きとなる知識をブレーンの学者より注入されたのだと思いますが各種データに基づいた政策論文でした。

安倍総理が展開するアベノミクスは、生活に苦しむ庶民や中小零細企業を苦しめるだけの政策だと訴えてます。

最悪の政策が消費税を8パーセント、10パーセントと税率を引き上げてきた政策だということが基本認識です。

どうすれば良いのかというと消費税を廃止することだと主張し、22万円が戻って来ると試算してます。

庶民や中小零細企業の懐具合を良くしなければ消費は改善せず企業は内部留保をため込むばかりだと見てます。

何で埋め合わせるのかというと税率のフラット化で優遇されている高額所得層からと法人税から取ればよいということです。

お金持ちやもうかっている企業の税率を上げれば、消費税廃止分の26、7兆円の財源は確保できると試算してました。

山本さんは、消費税廃止とセットで「最低賃金1500円」「奨学金チャラ」を打ち出しています。

税制改革により財源を生み出すことが基本ですが不足する場合は政府の財政出動を避けてはならないとの考え方です。

山本さんは頑なに消費税ゼロにこだわっているのではなく、まずは5パーセントに減税を打ち出してます。

野党間の足並みをそろえたいという戦術です。消費税5パーセントの一点突破で衆議院選挙を戦う考えです。

論文の最後に山本さんは、総理になる気はあるかとの問いかけに応えて「皆さん次第、やる気は十分です。」と締めています。

今年は解散総選挙の年だと見るのが常識です。山本太郎さん率いるれいわ新選組は、この戦術に徹することでしょう。

私は、野党各党にとって無視できない動きになると見ています。庶民や中小零細企業の支持が広がると思うからです。

概ね政策が一致する共産党は山本旋風が起こることへの期待感もあって乗ってくるのは間違いありません。

立憲民主党らその他の政党は不透明です。消費税が無くなれば財政が成り立たないという考えが刷り込まれています。

山本構想で一致するのは難しいでしょう。だとすると野党はれいわと共産の連合と、それ以外となる公算大です。

れいわは善戦するのではないでしょうか。主張がシンプルですし山本さんのキャラクターも功を奏すると見ます。