長~~~い春休みをどう過ごす

安倍総理が全国一斉に臨時休校をすると宣言し学校現場はさぞかし慌てたことと思います。

先月末、私のところに開成南小学校の3年生からの文集が届きました。4クラス全員からのお手紙でした。

3年生は総合学習で地元のまちのことを学ぶことになっており自分たちの小学校の歴史をテーマに選びました。

開成南小学校が開校したのは2010年4月です。間もなく開校10周年ということになります。

開成南小学校は、木をふんだんに使ったおしゃれな校舎の小学校です。開成町の元気さのけん引役でした。

しかし現在の3年生は、小学校が開校した当時のことがイメージできません。ゲストを招こうということになりました。

私が開成町のざっくりとした歴史を紹介し、どうして開成南小学校が開校することになったのかを説明しました。

3年生のみんな、小学校の建っている場所が水田だったということを知ってびっくりしていました。

前々から小学校の用地が確保してあったので広いグランドを造ることができたことなどを説明しました。

3年生はその後自分たちでもっと詳しく小学校の建設の歴史を調べて発表したようでした。聴きたかったです。

担任の先生方ははぴょう会の結果も含めて私に御礼のたよりを出そうとしたようでした。

ところが一斉休校となり慌てて作成し届けてくれました。「ぼくは開成町の町長になる」という感想がありました。

開成南小学校を建てるため一生懸命頑張ったことが子供たちの心に響いたと思いうれしくなりました。

と同時に突如やってきた春休み、みんなどう過ごしているのだろうかといささか心配になりました。

我が家でもこの4月に小学一年生になる孫と幼稚園に入園する孫がいます。両親は過ごさせ方に頭を痛めてます。

一番下にゼロ歳の赤ちゃんもいますので結構大変です。友達と遊べるのはせいぜい公園ぐらいです。

各市町村にとっては降って湧いたような出来事ではありますが知恵を絞っていく必要があります。

新型コロナウィルスの感染拡大は勢いが止まっていません。現状のまま推移すると休校の長期化が危惧されます。

集まること自体がリスクとなりますので大変厄介です。それでも悩み事相談は少なくともできます。

南足柄市議の綱島麻実さんより茨城県つくば市では市長自ら動画を発信し呼び掛けているとの情報が寄せられました。

突如の春休みどのように学習したら困っている子供たちに向けてサポートの仕組みを作ったというのです。

際立った頭脳が集まっているつくば市ならではのアイデアです。ネットで相談を受け付けるようです。

動画を見ると例えばウィルスとは何だろうという疑問にも答えてくれるというのです。面白そうです。

若い市長の子供たちに寄り添う姿勢が大変新鮮です。私たちの地域でも是学んで欲しい姿勢です。

こういった状況となると寺子屋が欲しいです。大人数だとリスクが高いですが少人数ならばなんとかなります。

ウィルス感染に注意を図って野外での遊びや体験学習は可能だと思います。各市町で知恵比べして欲しいです。