スーパー湯河原町議、土屋由希子さんへの期待

湯河原町議選で37歳のママさん候補土屋由希子さんは、教育と子育て支援の一点突破を掲げ断トツのトップ当選でした。

期待感は高まる一方です。私がきっと湯河原を変えてくれるのではないかと期待する最大の理由は実践力です。

まちづくりは実践が全てと言って良いです。理屈ではありません。言うだけならば誰でもできます。

やるかやらないかに全てがかかってます。土屋さんは類まれな実践力を持ち合わせています。

生まれ持った才能もあるのでしょうが子供のころからこれまでの実体験が才能を開花させています。

湯河原町議となりその才能は湯河原のまちづくりに向かいます。期待しない方が変です。

政治への関りも既に実践を通じて身に着けています。東京に住んでいたころ小児がんへの助成をめぐって活動しました。

東京江東区役所や区議会へ自ら足を運んで交渉しました。政策実現をすることの難しさを実感しました。

こうした体験は極めて大切です。言うだけでは政策は実現しません。組み立てて行かなくてはなりません。

まずは、納得してもらえる政策をまとめなければなりません。メモを渡せば済むものではありません。

政策の意義を明確にしなぜ必要なのかを理解してもらわなければ一歩も前に進みません。

そして実現させるためのキーパーソンは誰かを見極めて粘り強く交渉する必要があります。

こういった一連の作業を土屋さんは実体験しているのです。政策の立案と実現の手はずを付けられます。

大都市部とは異なって地方の議会の政策立案能力は正直言って劣るのが残念ながら実態です。

私も横浜市議会の方々と意見交換する機会があります。政策に対する勉強量がまず大幅に違います。

自民党の若手議員は特に勉強しているように思います。勉強しないと競争についていけないのだと思います。

大都会の地方議会の空気を知っている土屋さんに期待する理由のひとつはここにあります。

地方というか田舎は田舎で良いところもありますがこと政策勉強ということになると負けています。

それともうひとつ同じ田舎でも神奈川県西部のようにそれなりに交通の利便性が良いところは危機感が乏しいです。

もっと地方でより状況が厳しいところの地方議会は真剣にならざるを得ません。北海道が典型です。

議会基本条例の制定といった地方議会の新たな動きが北海道から発信される背景には状況の厳しさがあると思います。

大都市部に比べて政策に対する感度が乏しくしかも危機感があまりないのが神奈川県西部の地方議会です。

土屋さんには大都市部の体験もありかつ子育てするために戻ってきた湯河原の実情に対する危機感があります。

私は間違いなく教育と子育て支援の具体策を掲げその実現にまい進してくれると確信します。

小児医療費の中学3年生までの拡大と中学校給食の実現を訴えていました。土屋さんなら実現のプロセスを提言できます。

町財政とも密接不可分の課題です。何を優先すべきかという政治論争が町長との間で戦わされるでしょう。超楽しみです。