湘南藤沢

選挙戦二日目は、藤沢市を中心に回りました。人口42万人。江の島をかかえ湘南地域の中心的な都市です。どことなく上品で落ち着いた街の風格があります。

藤沢市長を6期務めた葉山俊さんの市政が土台になって今日の藤沢市を形作っています。公園を整え都市の緑を増やしました。市民参加が盛んなことも特徴です。

私が町長を務めた開成町は規模は違いますが藤沢をどこかお手本にしているところがあります。開成町長を5期務めた私の父は葉山元藤沢市長と懇意でした。年齢は父が10歳ほど上でした。

葉山さんから「お父さんは地方自治の大先輩だった。」との話も伺ったことがあります。自然環境を守り調えながら発展を目指して行く手法は二人の意見交換の中から固まって行ったように思います。

藤沢市も曲がり角に来ています。辻堂駅前の工場跡地は大規模開発がされました。武田薬品の主力工場が巨大な研究所となりました。経済の土台が変化しています。

湘南を代表する高級住宅地も遺産相続でところどころ空地が出始めています。住宅地の道路が狭いという難点は残ったままです。新たなる都市計画の時期を迎えています。

北隣の寒川町との連携が焦点だと思います。寒川は、現在建設中の神奈川県をタテに走る高速道路の拠点地域。新幹線の新駅構想もあります。連携を取ることで藤沢の位置づけが変わります。

新たなる開発地は海沿いから北部に移動します。この時に葉山俊さんが行った町づくりの手法、緑豊かな空間を十二分に用意してそこから住宅地を整えて行くことを堅持することが大切だと思います。

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