神奈川県西部地域の中心都市小田原市の市長選挙の結果は予想と異なりました。合っていたのは接戦ということだけでした。

まず投票率が違いました。46.79パーセントでした。選挙があった前々回より4.92ポイント上回りました。

新型コロナウィルスの影響で投票への影響が懸念していたのにもかかわらずの伸びには驚きました。

激戦が投票率を押し上げました。市長に当選した守屋輝彦さんの頑張りが大きく作用したと思います。

もちろん小田原市の有権者が今回の市長選挙を重要な選挙と位置付けて投票所に足を運んだ結果です。敬意を表します。

選挙結果は、37245票が守屋さんで36701票が加藤憲一市長でした。544票差と競りました。

加藤市長は大きく票を減らしました。前回は無投票でしたので前々回の得票より5117票も落としました。

私の予想は、下げ幅はわからないものの投票率がかなり下がり接戦で加藤市長が逃げ切るというものでした。

投票率は上がり接戦で守屋さんが勝ち上がった結果となりました。守屋さんの奮戦に脱帽しました。

それにしても加藤市長の凋落は予想以上でした。有権者は交代の時期と判断していたのだと思います。

みんなの意見を聞いてというスタイルでなかなか決まらない政治にやきもきしていた底流の感情が表面化した感じです。

新市長になる守屋さんは新型コロナのため強力な組織を有権者の前面に打ち出すことが出来ない選挙戦でした。

動員力を満天下に示せずにイライラしていたことでしょう。しかしその試練を乗り越えて票を重ねました。

現職の背中を追いかけて最後の最後に抜き去った感じだと思います。政治家として一回り大きくなることでしょう。

守屋さんは選挙戦を通じて新型コロナ対策のさらなる充実を訴えていましたので即実施して欲しいです。

有権者は現在の対策が手ぬるいので即断即決を期待して一票を投じた方が多いと思います。

この市民の思いに応えるのは最優先課題であることは守屋さん自身も十二分に承知されているでしょう。

休業補償や観光客の激減への対応を公約していたのですから即断即決で実行して欲しいものです。

それと県立足柄上病院との連携を強化して県西地域の医療体制の充実を図ると演説していました。

小田原市立病院の建て替えと密接に絡む問題です。現行現在地での建て替えはいったん白紙に戻すのが筋だと思います。

感染症対策の指定病院でもある足柄上病院との連携を考えるのならば現在地とは別に適地を検討すべきだと思います。

広い敷地に余裕を持って建設できるような場所でなおかつ足柄上病院との交通アクセスが良いところが対象のはずです。

守屋新市長には病院問題に限らず近隣市町との連携を視野に入れて県西地域の中心都市の役割を果たして欲しいです。

それと待ったなしの課題少子高齢化・人口減少への対応で実績を残さなければなりません。

こちらは専門の都市計画を描き変えれば交通至便の地小田原は息を吹き返します。断行する実行力が試されます。