オンラインで講演会、市民集会、コンサート
パソコン、タブレット、スマホは、ますます欠かせない道具となってきました。
神奈川新聞社が主宰して県内企業などが会員となっている神奈川政経懇話会の活動が再開されました。
横浜市内のホテルなどを会場にテーマを決めて講演会を開くのが慣例となっていました。
現状では大きな集会を開くのは危険だということでしょう。オンラインになりました。
ユーチューブの動画配信機能を使って新型コロナウィルスを中心とした職場の感染症対策がテーマでした。
講師は、東京医科大学教授の濱田篤郎(はまだ・あつお)氏でした。テレビでおなじみの方です。
現状と課題を整理して述べられていて大変に参考になる講演だったと思いました。
厄介なウィルスです。症状が出る2日前から人にうつし、付着したウィルスは72時間死にません。
致死率が2パーセント程度と高いです。通常のインフルエンザウィルスは、0.5パーセントほどです。
期待されるワクチンは今から考えて少なくとも1年ほどはかかるということです。
結果的に来年いっぱいは蔓延の危機と向かい合わなければならないとの見通しを語ってました。
東京オリ・パラが心配になりました。長期戦になりますと経済的ダメージが一層に深刻になります。
夕方から1時間半ほど横浜市議会の女性市議の方より誘いがありオンライン集会に参加しました。
36、7人の集まりでした。薬剤師の方が新型コロナに対する注意点を概説し、意見交換でした。
この市議は自民党の方です。定期的に勉強会を積み重ねていましたが新型コロナのため中断してました。
一同に会するのは危険だということでオンライン形式で集まることにしたようです。
福祉関係、教育関係、様々な立場の方々が現状報告していました。素晴らしい集会でした。
希望者は集会終了後オンラインで飲み会を開催しざっくばらんに意見を交わすことにしていました。
私は集会のみの参加でした。意見を求められましたので、率直に素晴らしい挑戦だと感想を述べました。
地方議員の活動が見えない中でオンライン活用でこうした集会をする姿勢にエールを送ります。
夜8時からはたっぷり2時間、オンラインでコンサートを楽しみました。
ロックバンドのヒカシューのリーダーの巻上公一さんは、高校の同級生です。
彼から突然メールがありオンラインコンサートをするとの案内がありました。
活動自粛で厳しい環境に置かれているのを少しでも打破しようとの取り組みです。
すぐにチケットを予約して夜に備えました。夕食をとりながらライブ配信のコンサートを視聴しました。
いつもは東京のライブハウスなどを中心に定期的にコンサートを開催しています。
3密を注意しなければなりませんのでオンラインで行うのは止む得ません。
東京まで出かけるのが大変な私のようなものにとっては逆に助かります。
新型コロナウィルスは、音楽芸術文化活動全てに甚大な打撃を与えています。
乗り越えるひとつの手段としてオンライン活用は欠かせません。続けて欲しいです。