開成町をけん引する優秀な若手の町役場職員がいます。真鶴町出身です。

開成町長時代に彼と接していて一本背骨のような柱が通っていると感じました。

真鶴町で生まれ育った伝統が息づいているのです。チャラさと逆の人間性を形作ります。

私は、真鶴が誇る伝統行事、貴船祭りが培ったものではないかと見ています。

貴船祭りは江戸時代のはじめのころ今日の形式の原型が作られたと言われてます。

花笠を船中にまとったような絢爛豪華な船が漁港を行き交い、神輿が神社の急階段を昇り下りします。

子供のころから祭りの手伝いをし、成長してからは、自らみこしを担ぎ勇壮な祭りを支えてきました。

自らに宿る真鶴らしさを象徴する根っこを貴船祭りとともに太くしてきたのではないでしょうか。

全国各地に残る伝統行事の大切さはここにあると思います。その地域の根っこの継続です。

ミームという学術用語があります。文化遺伝子と訳されます。地域の文化を継承するもとのことです。

貴船祭りは、真鶴町の文化遺伝子が実際に形となって現れたものだと言えそうです。

真鶴町の文化の象徴ともいえ、継承することで真鶴町は、真鶴町であることにつながります。

真鶴町が策定した人口予測によれば2050年で4000人、高齢化率は40パーセントです。

この人口構造で貴船祭りは存続できるかどうか真剣な検討が不可欠だと思います。

貴船祭りは真鶴の根っこのは発露ですので30年後の2050年に無くすわけにはいきません。

真鶴町を残したいのならば2100年、2200年と続けて行かなければならないのです。

盛大に祭りを披露できている今こそ将来を見据えて手を打たなければならないと思います。

町長選挙の一大テーマだと思います。100年後も貴船祭りを存続させるためには何が必要でしょうか。

今何とかなってるからという姿勢では解決策は見出せません。先送りしているだけです。

2020年の貴船祭りは新型コロナのため中止となったと町ホームページで広報されてます。

私は真鶴町の根っこを発信する祭りが新型コロナに簡単に尻尾を巻いて良いのかなと首を傾げます。

そんじょそこらの地域の祭りと訳が違います。350年続けられている真鶴町のシンボルです。

夏の全国高校野球は中止となりました。しかし高校球児のために代替措置が取られます。

この関係者の努力が高校球児や全国のファンを喚起するのです。簡単にあきらめないで欲しいです。

町長選挙後終ったあと秋から冬に何らかの代替措置をとって欲しいです。

たとえ小さな催しであっても新型コロナに負けずに貴船祭りを継続する証です。

貴船神社で新型コロナに負けずに生き抜く神事を執り行い神輿を境内を回すだけでも発信になります。

真鶴町の気概はマスコミを通じて全国へと伝播します。視聴者を勇気づけます。

貴船祭りを永遠に存続させるためには今何ができるかを考え行動することだと思います。

町長選挙の論戦の中で大いに論じ「貴船祭りは永遠に不滅です」と宣言して欲しいです。