あしがら平野一円塾2020年度
新型コロナウィルスは全国各地の市民活動にもとてつもない影響を与えているのは間違いありません。
集まれないのですから如何ともしがたいです。ずるずると無為の日々ばかりが過ぎていきかねません。
オンラインを活用して何か取り組めばと言っても高齢者が多いとハードルは高いです。
ネットに苦手意識があると面倒くさいという気持ちが先に立ち活動が鈍ってしまいます。
新型コロナを活動しない理由にしてしまっているところも正直あるのではないでしょうか。
二宮尊徳の教えを学んで地域貢献する足柄平野一円塾活動もここ半年活動らしい活動してません。
開成町のあじさいの里の農道の管理を行ってます。作業を始めようとしたとき新型コロナです。
町としてもあじさい祭りを中止にしましたし、例年行っている枯れ花摘み活動もなくなりました。
一円塾も一緒で動きませんでした。放置するとすぐに雑草がぼうぼうと生えてきます。
一円塾のメンバーの有志がこれではいけないと考えて不定期に草刈りを続けてくれました。
ようやく昨日の午前中集まって一斉に草刈りと枯れ花摘みを実施することができました。
18人参加でした。メンバー23人ですので出席率は高いです。久しぶりだったからでしょう。
事前に有志の方が草刈りをしてくれていましたので作業は短時間で終了となりました。
私の孫の4歳になる次男君も特別参加しました。会員の3歳の娘さんも一緒でした。
200メートルほどの農業水路脇のあじさいは管理が不十分だったためか元気がないように見えました。
農業をしている会員の方が明らかに肥料不足だということで施肥をしてくれました。
年間スケジュールを立てて計画的に管理をしなければならないとの提案がありました。
23人を3班に分けて無理なく年間を通じて手当てができるようにすることが決まりました。
作業終了後近くの自治会の会館を借りて3か月遅れの総会を開催しました。
今年度は新型コロナの影響が避けられないので無理なくできることをしようということになりました。
あじさいの差との定期的な管理に加えて恒例行事となっているキウイのもぎ取り体験学習を行います。
12月には会員の息子さんが経営するフレンチレストランで忘年会を開催します。
会員から一円塾としてブランドを作り販売することで活動資金を得ようとではないかと提案がありました。
ただしイベントそのものの開催が今年は見通せませんのでバザーや直販は難しいです。
会員には地元に戻りネットを駆使して農地の貸し出しや農作物の販売をしている若者がいます。
南足柄市出身の岸圭介さんです。耕作放棄地の活用など時代に要請に応える事業に挑戦中です。
彼の卓越したノウハウを借りてネット販売に挑戦することから始めようということになりました。
総会終了後早速彼から連絡があり事業プランが示されました、動きが速いと驚きました。
若いということは素晴らしいです。若者が参画することは農業を再生させるために不可欠です。