2人の女性地方議員に喚起された2日間

11日、12日の土日の2日間、2人の女性地方議員の活躍に喚起されました。

11日の午後5時半から横浜市議会議員の輿石且子(こしいしかつこ)さんの討論会に出ました。

参加したと言っても直接出かけたのではありません。オンラインでの参加です。

輿石さんは様々な分野の多彩なゲストを招いて定期的に政策勉強会を継続しています。

輿石さんより新型コロナでオンラインで討論会を行うので協力して欲しいと要請がありました。

テーマはピンチをチャンスにということでした。その一言で即参加を決めました。

小さな町開成町がピンチを乗り越えて人口増につなげていったのかを語りたいと思ったからです。

当日は、輿石さんが声を掛けた栄区の市民の方々を中心に30人ほどの参加者でした。

横浜は巨大都市で人口がいまだ増え続けていると思われがちですが頭打ちになってきています。

横浜市の西部に位置する栄区は12万人を割り込みすでに人口減少の局面に入ってます。

長期的な都市計画を確立して守り続け人口増を果たした開成町の手法は参考になると思いました。

新型コロナで困難に直面している今こそ長期展望を語りまちづくりを進めて欲しいと述べました。

輿石さんの真面目で実直で一生懸命な姿にこちらの方がすっかり喚起されました。

私をゲストとして招くにあたり事前に開成町に出かけて調査してきたというのですから驚きました。

輿石さんは自民党所属です。保守の底力を感じると同時に新しい風が吹いていると思いました。

12日の日曜日は、湯河原町議会議員の土屋由希子さんの集会がありました。

こちらは本物の議会報告会を実施しました。ネットを使って同時配信ということでした。

私はネットの方で集会の様子を見ました。直接の参加者が50人、ネットの方が20人とのことでした。

土屋さんは3月の選挙でトップ当選を果たしたばかりの1年生議員です。

3か月走りに走ったので議会の実情を話したいといてもたってもいられず集会を開催したようでした。

当選直後の臨時議会から目立ってました。町の提案に対し真っ向から反対しました。

新型コロナで客足が落ち込んでいる温泉街を助けるために芸者券を配布する補正予算に対してです。

3密が叫ばれている時にいつ使えるかどうかわからない施策を打って意味があるのかとかみつきました。

続いて6月議会では500万以上の税金を使ってマスクの配布案件が上程されました。

「アベノマスク」の向こうを張って「いまさらマスク」だと追及しました。

マスクの方はマスコミの関心を呼び土屋さんは民放テレビのニュース番組にも出演しました。

平時は大きなことを言えても実際に事に当たり堂々と論陣を張れる議員は多くありません。

丸く収まって良い子になるのは楽ですがそれでは懐の深い本物にはなれません。

土屋さんのようにダメなものはダメという気概を持って臨み経験を積んでこそ本物になれます。

土屋さんはリケジョ、理科系出身の女性です。いずれ湯河原のメルケルになると思いました。