宇賀真鶴町長の選挙パンフに異議あり!

自民党総裁選挙は、8日告示で14日両院議員総会を開いて決定の予定だと報じられています。

神奈川県西部地域でも同じ日に告示されその前日に投開票が行われる注目選挙があります。

急速な人口減少に直面し神奈川県で唯一過疎地域指定を受けている真鶴町の町長選挙です。

現職の宇賀一章町長が3選を目指し出馬し新人の松本一彦さん、北澤晃男さんが挑みます。

先月19日は小田原青年会議所主催でオンライン配信型の公開討論会がありました。

既にブログで紹介したところでありますが現職の宇賀町長が目立ってました。

口下手で論旨明快ではないのですが「俺に任せろ」「実績を見ろ」的な存在感があるのです。

「町長」ではなく「親分」と呼んだほうが良いのではないかと書き込みました。

先月末に宇賀町長から後援会のフェイスブックページへの「いいね」のリクエストがありました。

早速開いて見てみました。がく然としました。とてもじゃないですが「いいね」は押せません。

宇賀町長の討議用のパンフレットが掲載されていてその内容の過激さに目をむいたからです。

「こんにちは宇賀かずあきです」から始まり決意表明が書かれている重要なページです。

「顔が怖いって言われます。」という印象的なフレーズで始まります。

続いて「仕様がありません。生まれついての闘魂顔ですから。」と続きます。

ぎょっと言わせる印象的な言葉をかまして注目を引く文章です。プロが作った感じです。

宇賀町長から受け取る印象を巧みに捉えていて旨い筆さばきだなと感心しました。

好感を持って読み進めて行くとすぐに私の好印象は一変し、目が点になりました。

誹謗中傷ではないかと思わざる文章が目に飛び込んできたのです。

「今回も元職員が名乗りを上げて、前町長と違うのはハンサムな顔と年齢だけ。」

「前町長が顧問とかアドバイザーだそうで、選挙ブレインも同じ顔触れになっています。」

「また8年前に戻ってしまうのかなぁ?前町長の秘蔵っ子だからなぁ…。(以下略)」

解説がいります。宇賀町長は過去2回の選挙前町長との間での激しい選挙戦を経ています。

今回は前町長ではなく松本一彦さんが出馬していますが宇賀町長は同じ構図だと言っているのです。

それにしてもあまりに個人攻撃が過ぎませんか。しかも選挙用のパンフレットに掲載しているとは…。

私には常軌を逸しているとしか思えません。親分のやることではありません。

3期目を目指す現職なのですからもっと堂々と新人を受け止めたらよいではありませんか。

松本さんを役場職員だと言ってやゆしてますが宇賀町長だって役場職員出身です。

自分で自分の首を絞めるような表現としか言いようがありません。あ然とします。

真鶴町内のどういった方々に配布されているのか私にはうかがい知れません。

個人攻撃のようなパンフレットを読んで納得される方はいられるのでしょうか。

真鶴町の有権者の反応に大注目です。13日が開票日です。目が離せなくなりました。