8日告示真鶴町長選挙

3期目を目指す現職の宇賀一章町長に新人2人が挑戦する真鶴町長選挙。

通常とは様相の異なる町長選挙になってます。新人のうちのひとりが現職を評価しているからです。

現職の政治に対し不満なところがあるので立候補するのが一般的です。

ところが真鶴へ最近移住し北澤晃男さんは違います。宇賀町長の男気にほれている感じです。

私が宇賀町長のパンフレットの表現の仕方についていかがかと書いたことにコメントしました。

私は、もう一人の新人候補者の松本一彦さんへの誹謗中傷と受け取られるとの感想を述べました。

北澤さんは全くそうは思わないというのです。それに加えて私の表現にも苦言を呈しました。

私が松本さんを「役場のエリート職員」と書いたことに対しておかしいというのです。

直接の言い回しは避けますが名の通った大学を出ている訳でもないとも述べていました。

私が松本さんをエリート役場職員と書いたのは早くから将来を嘱望されていたからです。

有名大学を出ているとかいないとかを考慮したものではありません。

話しを元に戻します。北澤さんは明らかに宇賀町長にシンパシーを感じ松本さんを敵視しています。

これは選挙の結果に微妙に影響するかもしれません。宇賀町長と宇賀町長を評価する北澤さん。

これに対し二人から敵視されている松本さん。不思議な形の一騎打ちの構図となったからです。

現職町長に対しその姿勢のあり方を問う形で新人2人が出馬ならば現職批判票は散るでしょう。

今度の真鶴町長選挙は、現職と現職のシンパの新人に対しもう一人の新人が挑む格好です。

現職批判票が散るのではなく孤立している松本さんに集中する可能性が出てきました。

宇賀町長にとっては痛しかゆしの側面があります。自分の票が流れる恐れが頭をよぎるからです。

北澤さんの票が宇賀町長の票を削り取るのかどうか選挙結果に影響を及ぼす可能性があります。

宇賀町長の票を削ることになれば、松本さんとの票差が詰まることになります。

現職有利な情勢が変わり接戦という雰囲気が真鶴町内に流れ出すかもしれません。

変則的な形にせよ事実上の一騎打ちの構図になりましたので情勢が一気に変わる恐れがあります。

現職の壁は厚くそう簡単に揺らがないにしても松本さんの戦い方次第では万が一もあります。

松本さんが勝つためにはエリート役場職員意識をかなぐり捨てることが不可欠です。

素のままで熱い情熱を持って語り行動することができるかどうかが決め手となると思います。

松本さんを支持するお仲間だけで楽しく運動することだけでは有権者の心はつかめません。

宇賀町長と2回にわたり争った前町長によりかかるだけでは票は足りません。

松本さん自身が殻を破って新しい真鶴を創るのは自分だと情熱をこめることは絶対条件です。

情熱がなければ政策は単なる飾り言葉です。優れた政策さえあればというのは通用しません。

選挙戦はわずか5日間。第一声から”狂った”松本さんを見せられなければ奇跡は起きません。