真鶴町長選挙は私の予想を超えて新人の松本一彦さんが劇的勝利を飾りました。

2812票対1673票です。現職の宇賀一章町長は前回より854票も減らしています。

54歳の松本さんと同世代の方々やもっと若い世代の支援者の動きが活発化していました。

松本さん本人も役場エリート職員の仮面をとってスイッチが入ったように見えました。

告示後、運動に勢いが出ました。最終盤は候補者を先頭に歩き回ったと聞きました。

一方宇賀町長の方は尻すぼみでした。きつい坂の町真鶴の坂道を転げ落ちるようでした。

何が松本陣営に勢いをもたらし宇賀町長の運動を失速させたかと言えば原因は明らかです。

宇賀町長の陣営が松本さんや松本さんを支援する前町長を個人攻撃する戦略をとったからです。

宇賀町長と前町長は2回選挙を戦い不倶戴天の中とはいえ限度を超えた批判は品格を疑わせます。

松本さんや前町長を攻撃するパンフを配布しまくったのですから狂気の沙汰です。

有権者は嫌気がさしたはずです。こうした空気が蔓延したところに松本さんの勢いが注がれたのです。

投票率を押し上げました。66.84が71.78です。5ポイント近く上がりました。

新人の松本さんへの投票が加速したと見るのが常識です。突き抜けた感じです。

松本さんはおごることなく神奈川県唯一の過疎の町真鶴の活性化に向けて奮闘して欲しいです。

10年あるいは15年かけて過疎地域指定を返上するまちづくりプランを立てて実践して欲しいです。

大井町の町会議員選挙でも新人候補が躍動しました。私が注目していた重田有紀さん2位です。

子育てママ達らの手作り選挙で631票は見事としか言いようがありません。

トップは公明党の現職女性候補、3位は共産党の新人女性候補でした。

組織力を誇る両候補の間に割って入りました。快挙と言って良いです。

トップ3がすべて女性というのも時代の流れを感じさせます。男性陣は奮起しなくてはなりません。

4位に入ったのは私が期待していた新人の山崎真弘さんです。591票でした。

共産党の女性候補に1票及ばずベスト3に入ることはできませんでした。

山崎さんが演説する動画を聞いていて迫力不足を感じいささか不安がよぎりました。

その不安が当たった感じです。今ひとつ情熱が足らないのです。訴える力が弱いのです。

山崎さんは、53歳で現役バリバリの薬局経営者です。この結果を糧にして精進して欲しいです。

迫力を持って有権者に語るためには自信がなければできません。自信は実践で身に着きます。

大井町の町議選は新人候補の活躍にもかかわらず投票率は上がりませんでした。

52.97で前回より1.01下がり過去最低だと報じられています。

コロナの影響があったとはいえ真鶴町長選挙は投票率が上がっています。

有権者の関心を呼び覚ますだけの中身がなかったと言えます。議会全体の責任です。

新人議員たちが議会を大いに盛り上げ有権者に振り向いてもらえるよう奮闘を期待します。