自民党の両院議員総会が開かれて菅官房長官が第99代の新総裁に選ばれました。

菅さんと言えば表情や身体から発せられるオーラには暗い影が付きまとっているように見えました。

官房長官は総理大臣の影武者的側面が多分にありますのでその影はプラスに作用します。

裏を仕切る強者というイメージを増幅させるからです。不気味な凄みにつながります。

昨日の菅新総裁の表情や身体からは不気味なすごみが相当程度薄まってました。

晴れ晴れとしたオーラが身体から発せられていて別人に変身しつつあるかのようでした。

菅さんは性格からして俳優のようにその場その場で演じ分けられるようなタイプではありません。

身体の裡の魂レベルのところからの光が強まってきていることによる変化だと思います。

菅さんが日本のトップに座った場合いちばんの心配は国民を喚起できる明るさがないことです。

国民を勇気づけ目標に向かって行動してもらうためには明るいはつらつさは不可欠です。

私は昨日の総裁選挙や記者会見の様子から見て欠点を補うオーラが発せられ出したと思いました。

もうひとつ気がかりなことは国家観に基づいていかなる政策を語るかでした。

影武者時代は総理の国家観に依存して政策遂行にらつ腕を振るえば良いわけです。

トップになるとそうはいきません。自ら根っこの方向性をわかり易く発しなければなりません。

普段から常に日本国をいかなる方向に持って行くか思案し続けてこそよどみなく発することができます。

今月2日の出馬表明の記者会見は物足りませんでした。安倍政治の継承しか内容がありませんでした。

ところが昨日の記者会見では自信を持って自助・共助・公助の国家観を語ってました。

訥弁タイプの菅さんは小泉進次郎さんのようにさわやかにズバッと語るのはできません。

しかし言葉の力、言霊が増してきたように思いました。伝播力が増大してます。

国民がまず自分でできることに務めてその上で助け合いや国家の応援があるということです。

私はこの国家観に賛同します。自ら努力なしに何でもかんでも援助は国を弱くします。

多くの国民がそうした気概を持って始めて自助では自立できな人々を応援できます。

菅新総裁は浮かれてません。解散・総選挙の時期に関する受け答えに如実に表れてました。

まずはコロナと経済の回復を最優先だと明言してました。解散・総選挙には慎重でした。

支持率が高いうちに一気に解散・総選挙といった国民をないがしろにした姿勢はありませんでした。

省庁の縦割りの壁を壊して仕事をしたいとも述べてました。国民に安心感と期待を持たせます。

明日発足する菅政権、地道に着実に実績を積み重ねる可能性があると思いました。

とりわけ災害対策や地方の活性化を目指した内政面で成果を上げるのではないかと思います。

総理大臣としてにらみを効かせて実践力のある政治家を各大臣として配置したいのだと思います。

仕事師内閣。たたき上げらしい内閣が誕生するのではないかと思うようになりました。