続々・”露木順一と名乗る者”の弁明

昨日のブログで税金の滞納所は即犯罪者であるかのような言い回しをしてしまいました。言い過ぎでした。

滞納者ひとりひとり様々な事情があってそうした事態に陥ってますので十把一絡げにしてはなりませんでした。

湯河原町で議員に情報提供されている滞納者の情報がどの程度の内容なのかは定かではありません。

神奈川新聞によれば「滞納者名簿」となっているので、それ相当のまとまったリストであると思います。

町の住民税や固定資産税、介護保険税や国民健康保険税など町税に関わる全ての滞納者の名簿かもしれません。

仮にそうであるとすると私が表現を間違えたのと同じ過ちを犯す可能性は否定できません。

それぞれの諸事情により悪質かどうかの濃淡があるにも関わらず一律情報提供してしまっている可能性です。

秘密会と言えどもどの程度まで情報提供するのか慎重なうえにも慎重な配慮が求められます。

情報を提供して共有することが全てダメだということではありません。滞納者から税を徴収するには名簿がなければできません。

町がチームを組んで一斉に滞納整理する時にはチームを組んだ職員間で滞納者の名簿は共有されるのが常識です。

滞納整理という具体的な目的がありますので担当職員への情報提供は当然許されるものです。

議員に情報提供する目的がわからないのです。なぜ議会は情報提供を求めたのでしょうか。

議員がチームを組んで滞納整理をすることは考えられません。ただ情報を知りたかったとすれば提供は適当ではありません。

湯河原町議会は理由をきちんと説明する責任があります。そうでなければ正当性を主張できません。

既に神奈川新聞で報じられて一般に知れた話です。秘密会なので話せないという理屈は通りません。

それと昨日のブログで書いたように第三者に議会が滞納者情報を求め提供を受けるという行為の正当性を聞くことです。

総務省や神奈川県、研究者や弁護士、参考意見を求める機関はあまたありますので是非調査して欲しいです。

土屋由希子議員を懲罰することで自分らの行為が正しいということを証明することにはつながりません。

湯河原町内の議会内だけで正当性が認めたものであって客観性に乏しいからです。湯河原町議会だけのルールです。

神奈川県や日本全体の自治体議会の現状と照らし合わせて正当性を主張しないと独りよがりと言われてしまいます。

信頼すべき第三者機関の意見が適当だというならばそのままにし、そうでないのならば見直しに着手すれば良いと思います。

山北町議会でこの4月から旧姓で議会活動をすることを認めるルールができました。町議会の英断だと思います。

昨年4月の選挙で旧姓で出馬した女性が当選後旧姓のままでは活動ができないことが判明しました。

慣例だということでした。第三者機関の全国町村議会議長会らば配慮を求める通知を出しました。

山北町議会は直ちに新たなルールを作りました。湯河原町議会でも、まずは第三者機関に意見を求めたらどうでしょうか。