湯河原町のジャンヌ・ダルクはどう動く?
”母となって戻ってきた、湯河原のジャンヌ・ダルク!”。土屋由希子町議のキャッチコピーです。
ジャンヌ・ダルクは、15世紀フランスでイングランドの支配と戦ったフランスのヒロインです。
フランスでは今なお国民的人気があり、その名は世界に知られています。
ジャンヌ・ダルクは、神の啓示に導かれフランスの苦境を救い最期は処刑されました。
わが身を省みず勇敢に戦った姿がフランス国民のハートを捉えて離さないのだと思います。
土屋議員は、壮絶な人生を歩んだジャンヌ・ダルクに託し決心を示したのだと思います。
決心とは、人口減少によって活力が失われつつある湯河原町を救うということです。
3月の町議選でトップ当選を果たし議会に飛び込んで行きました。圧倒的存在感を示しました。
町のコロナ対策に異議申し立て、続いて町の個人情報管理の在り方をやり玉に挙げました。
町議会の多数派からにらまれました。本日の議会で懲罰を受けるというのです。
ことの発端は町税の滞納者リストを秘密会で町議会に提示していたことを問題提起したことです。
町議会多数派は秘密を漏らしたと責めました。土屋議員は敢然と反論しました。
過去の議事録にリストが提示されていることは明記されていて何ら秘密漏洩に当たらないと。
多数派は収まりません。懲罰特別委員会を立ち上げて本日審議となります。
土屋議員がネットで発信しているところによると陳謝文を読まされるとのことのようです。
懲罰としては最も軽いものですが懲罰は懲罰です。土屋議員にとっては試練となります。
土屋議員は「陳謝文を読む私をご覧になりたい方は是非傍聴にいらしてください。」と書いてます。
私は、湯河原のジャンヌ・ダルクが素直に陳謝するのかどうか疑って読みました。
一波乱あるのではないかと思えてなりません。土屋議員は、ジャンヌ・ダルクだからです。
火あぶりになっても意志を貫いたジャンヌ・ダルクです。陳謝程度ではびくともしないはずです。
町が議会に対し滞納者リストを提示していたことをより徹底して糾弾すると思います。
簡単に陳謝は受け入れられないのではないでしょうか。本日の議会が注目です。
昨日付の日刊ゲンダイで湯河原町議会の懲罰動議問題が記事となっています。
夕刊紙ですが大都市を中心に全国で販売されていてウィキペディアによれば168万部発行です。
伊藤博敏さんというジャーナリストが町議会の懲罰の動きを「異様」だと分析しています。
背景にあるのは冨田町長が土屋議員の言動を「面白くない」と思っているからとしています。
日刊ゲンダイはネットで読むことができます。関心がある方は読んでみて下さい。
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/279235
湯河原町議会の話題が全国に広がりました。今日の議決次第でさらに拡大するでしょう。
湯河原のジャンヌ・ダルクがどう動くか湯河原町民だけでなく目が離せなくなりました。