都市計画の町、開成町の街並みを守る

私の住む開成町は、都市計画に基づいて人工的に形成されてきた町です。

この分野では優等生の町です。1965年の都市計画を堅持してきたのですから。

農村地域の景観保全をまず優先し住宅地の環境整備と新たな新都市の開発を行いました。

55年に及ぶ一貫性が人口増をもたらし、少子・高齢化時代のお手本のまちづくりとなってます。

弱点もあります。人工的に創ってきた街並みですので常に人の手入れが必要です。

得に小田急線開成駅周辺の新市街地は、美しい町並みを守るための手間がかかります。

町当局と地域の企業や住民力を合わせて常に景観を守るため動かなくてはなりません。

駅前のロータリーの植え込みが草ぼうぼうなどということはもってのほかなのです。

有志と一緒に草刈りボランティアを行ったのは以上のような理由からでした。

このほど町から依頼を受けてシルバー人材センターによる清掃が行われました。

ようやく急行が止まるようになった駅として最低限の条件が整いました。

これに加えて開成駅らしい特色を出さなければなりません。知恵の出しどころです。

クリスマスが近づいてきました。医療現場を励ますイルミネーションはどうでしょうか。

自然エネルギー活用で噴水とセットで駅を訪れる人々の目を楽しますことができれば特色出ます。

駅のほど近くに駅前公園があります。私が町長に就任した年1998年3月に予算が通りました。

計画は前任の山本町長が立てたものです。全町公園化計画の一環でした。

地域の広場のような公園です。子供たちが駆け回るのにぴったりです。

こちらも草ぼうぼう状態です。有志と一緒に昨日の午前中2時間ほど草刈りました。

雑草に加えて植え込みの中に空き缶やペットボトルが目立ちました。

刈り取った雑草などを袋に詰めて有志のひとりの方が軽トラックでリサイクル場に運びます。

料金は全てこの方が負担してます。頭が下がりますが一方でこれでよいのかと思います。

私は自分が草刈りした分は、乾燥させるため植え込みの中に置いてきました。

町がこのくらいは処理すべきだと思う気持ちも作用しました。町はやらな過ぎです。

町長を始めステイホームならぬステイ町役場では町民の信頼は得られません。

今こそ町当局が積極的に動くべきです。お金がないのならばボランティアを募れば良いです。

駅周辺地域の住民の方は大変意識が高いです。昨日もおひとり飛び入り参加がありました。

前回駅前の清掃を行った際は15人ほど参加してくれました。協力的です。

町長就任当初広場のような公園を活かしてイベントの工夫をしました。

建物の中で行っていた産業まつりを屋外に移し町の発展センターともいえる駅前公園で行いました。

公園にステージがあるということはイベントを行うために設計してあるのです。

3密を避けて感染予防に注意し私はイベントを仕掛けても良いと思います。

「コロナに負けない町開成町宣言」をするためのイベント、ぜひ知恵を絞って欲しいです。