時代を先取りする異端女子たち

湯河原町議の土屋由希子さんより女性地方議員同士の意見交換を動画配信すると連絡がありました。

私も参加し、湯河原駅前の商工会館の一室を借りて昨日午後1時半より4時まで行いました。

参加メンバーが輝いてました。東京都議の上田玲子さん、目黒区議の白川愛さん。

江東区議の三戸あやさん、そして土屋さん、黒一点の私の5人で討論は始まりました。

テーマが強烈でした。「暗黒議会をぶっ飛ばす」です。タイトルのつけ方にパワーを感じます。

上田さんは地方政治の世界で走る人ぞ知る戦う女性議員です。質問の鬼のような方です。

人口急増地域の江戸川区選出で子育て思念の団体などを創設して獅子奮迅ぶりを発揮してます。

白川さんと三戸さんは1期目の新人女性議員です。土屋さんに至っては3月当選したばかりです。

上田さんを姉御とすれば残りの3人は親分をこよなく愛する女性子分みたいです。

キャリアは、生保会社ウーマン、外資系銀行ウーマン、大手商社ウーマン。

土屋さんは有名な芸能プロダクションのマネージャー経験者です。多士済々です。

暗黒議会をぶっ飛ばせ見たいなタイトルがすぐ思い浮くだけの発想の自由さが備わってます。

全員ソーシャルネットワークを使いこなし自由闊達に発信を続けているところも共通項です。

私の居場所があるのかと心配するほどでした。進行役の土屋さんが上手にフォローしてくれました。

首長としてどんな議員がいちばん嫌ですかと土屋さんより質問を投げかけられました。

私は即座に皆さんのような女子たちがいちばん嫌ですときっぱり即答しました。

全員一匹狼みたいですが調査力が半端ではありません。きちんとした証拠に基づいて質問します。

徹底した情報公開を求める姿勢は筋金入りで議会からの同調圧力何のそのです。

意図的に空気を読んでないのではないかと思います。孤立するのを楽しんでいるかのようです。

この点は最も議員経験が少ない土屋さんが典型的です。議会から懲罰されて意気軒昂です。

逆手にとって議会の陳腐さを歩き回りながらマイクで訴えているというのですから。

町議会と町長にとっては目の上のたん瘤というかのどに刺さったとげみたいなものです。

嫌で嫌でたまらないでしょう。でもたんこぶはどんどん大きくなりのどの骨は抜けません。

半分楽しんでしまっているのですから始末に負えません。ど根性に敬服するしかありません。

そうはいっても全く孤立してません。こうした一匹狼たちは全国に仲間を持ってます。

地域に密着して課題を解決するという方針のもと、地域限定の政党をそれぞれ立ち上げてます。

地域政党とは地域にこだわったミニ政党みたいなものです。全国ネットワークがあるのです。

全国のアッと驚く暗黒議会事例を学びながら戦略と戦術を磨いているのでした。

これは手ごわいです。でもやる気のある首長にとっては丁々発止やり取りしがいのある方々です。

私には時代を先取りして走っている異端女子に見えました。キラキラしてました。