孤立有援(こりつゆうえん)
昨日午前、湯河原町で開かれた地域政党ゆがわらの総会に顔を出しました。
湯河原町議の土屋由希子さんが立ち上げた政治団体で初めての総会です。
土屋さんの個人後援会ではなく湯河原という地域でよりよいまちづくりを目指してます。
土屋さんは何度もブログで紹介している通り3月の町議選でトップ当選を果たした新人です。
新型コロナウィルス対策事業としてのお座敷券配布の予算に反対しました。
続いてマスク配布が時機を逸している「いまさらマスク」事業だと追及しました。
そして極めつけが町当局から議会に対し情報提供されている滞納者リストの扱いです。
個人情報保護の観点からして問題が多すぎるとして9月議会で問題提起しました。
38歳の女性将棋の暴れっぷりに議会も町当局も手を焼いているのは間違いありません。
土屋議員は秘密会の情報を漏らし謝罪を拒んだと出席停止1日の懲罰を受けました。
この処分の後も土屋議員は怯むことなく街頭で議会の在り方を発信し続けてます。
見上げたど根性とは思います。がしかしたったひとりで反逆するのは精神的にしんどいです。
いささか心配になって土屋さんのお顔を直接拝見しようと地域政党ゆがわらの総会に出ました。
もちろん元気いっぱいでした。町民の関心を少しでも高める活動をすると述べてました。
25人ほどの出席者でした。土屋さんの活動報告を真剣に聴いていました。
いっしょのテーブルに座っていられたご夫妻は埼玉県から湯河原に移住されたばかりでした。
ご主人が湯河原のご出身でコロナを契機に湯河原に戻ることを決断されたとのことでした。
湯河原の方がコロナの時代の住宅地に相応しいとのことです。湯河原の魅力が引き寄せたのです。
3月の町議選で街頭活動をしている土屋さんに偶然出会って応援することになったということです。
孤立しているかに見える土屋議員の人を引き寄せる力の強さを感じました。
議会内では孤立しているように見えても外に出れば熱烈な応援者がいるのです。
土屋議員は、孤立無援ではなく孤立有援です。応援者を地道に増やして行くことです。
土屋議員はそのためにはあらゆる手段を使って発信し続けるしかないと述べてました。
SNSは強い味方です。ネット上で手間暇かけずに拡散することが可能だからです。
しかしそれだけでは空中戦で根が生えません。小さな集会で丁寧に説明することも大切です。
選挙と一緒です。土屋議員の考えと活動ぶりを直接訴える場を増やすことが有効だと思います。
土屋議員は間違った道を歩んでいる訳ではありません。ダメなものはダメと言っているに過ぎません。
少し説明を聞けばただ反対しているだけの議員ではないことはすぐに理解されます。
ネット活用と同時進行で小さな集会を積み重ねることが大切だと思います。
土屋議員がいくら強じんな精神力を持っているにしても応援する人が必要です。
小さな集会は理解者を増やし孤立有援状態をどんどん強化すると思います。奮闘を期待します。