高齢化が進行する大都市近郊

昨日は、東急田園都市線の沿線を辻説法して回りました。30代の頃、NHKの社宅があって住んでいました。妻の実家もこの沿線でした。

久し振りに回ってみますと行きかう人が随分高齢化していることに驚きました。憧れの田園都市線沿線に移り住んだ方々が一斉に高齢化しているのだと思います。

高齢化は、地方都市や山間部の方が深刻ということでよく取り上げられます。しかし、大都市部の方が高齢化する人数が桁違いです。

街が高齢化に対応しているかというと駅舎はバリアフリーとなっていますが歩道などの整備はまだまだです。電柱も行く手を遮ってます。

歩道を自転車がかなりのスピードで走ってました。歩道に自転車も放置されていました。高齢者にとっては危険です。

歩道の改良や電線の地中化と言ったきめ細かな公共事業をもっと大々的に展開する必要があります。生活者がメリットを実感できます。

あと今後の大きな課題となるのが確実なのは新しく移り住んでこられた方が圧倒的だけにコミュニティーが作れるかという問題です。

地方はまだ曲がりなりにも地域に絆があります。大都市近郊の新興住宅地にこの絆の元となる共同体がありませんと互いに助け合う場をつくれません。

小さな町開成町で町づくりを実践したきた私が働ける場が大いにあると確信しました。大都市近郊の高齢化問題に取り組みたいです。

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