続・湯河原町土屋由希子町議の戦い第2章へ

先週土曜日23日の午後土屋由希子町議が受けた懲罰問題を考える催しが湯河原駅前の商工会館でありました。

新型コロナの感染拡大のよりオンライン中心となりました。100人以上入る会場は50人に制限されました。

雨だったのにもかかわらず50人満席でした。土屋町議の活動を注目していることがよくわかりました。

会場は高齢の方が多かったです。土屋町議の熱のこもった説明に熱心に耳を傾けている様子が印象に残りました。

1部と2部に分かれていて1部は土屋町議が画像を使ってこれまでの経緯を説明したうえで町を訴えると発表しました。

2部は、行政活動を監視する活動を続けている濱田知子さんと弁護団の一員と武井由起子さんがゲストに加わりました。

私が司会進行をしました。最初の方で私が冨田湯河原町長の一連の対応について感想を述べました。

”さもしい”と表現したところ、土屋町議からダメ出しがありました。「うちの町長をさもしいなんて言わないでください。」

土屋町議は湯河原町を愛していてその代表である町長のことを悪く言われるのは面白くないのです。

私が「さもしい」と言ったのは、自分の責任であるのに議会の問題だと斜に構えているからです。

町長たるものもっと堂々と自らの責任の所在を示してこそトップだという私なりの信条があります。

昨日のブログで紹介したように土屋町議が起こした裁判では被告は湯河原町となりました。

冨田町長は逃れることはできません。これまで逃げていたつけが一気に表面化した感じです。

土屋町議は町税の滞納者リストの提供問題を指摘するに際し町と議会が慣習を改めると表明してくれることを期待しました。

ところが問題提起したとたんにあの手この手のいじめに近い仕打ちを受けて最後は懲罰となりました。

おまけに議会だよりでも貶められました。土屋町議の持ち前の闘争心に火がついてしまったのです。

冨田町長が早い段階で指導力を発揮し火の手が大きくならないうちに問題を引き取ればそれで済んでました。

土屋町議も振り上げたこぶしを下ろせ、ひとまず一件落着となったことは間違いありません。

実際は逆でした。だから裁判となって冨田町長は逃げる場所がなくなったのです。自業自得です。

冨田町長が本来の指導力を発揮する奥の手があります。今から土屋町議の主張を受け入れることです。

議会に対し一連の対応の最終責任は自分にあると表明し土屋議員に謝罪をしたら局面は変わるかもしれません。

これまで議会の問題だとしてきた冨田町長の姿勢が急変する可能性は極めて小さいと思いますがかすかな期待を持ちます。

冨田町長は若くして町長となり63歳の今当選4回を重ねています。神奈川県町村会長でもあります。

当選1回の若い女性議員を寄ってたかって潰すような議会の言動を容認するのは武士道に反します。

大物町長らしい存在感を示すのは土屋町議の問題提起を全面的に受け止めることです。今からでも遅くないと思います。