国政雑感2
国会中継を視ていると政府と与党とのやり取りは面白くなくいつも途中で止めてしまいます。
何がつまらないかというと総理らの決意を伺うたぐいの質問が多くて下手な芝居を観ているようだからです。
安倍政権の時、野党に配慮した質問時間配分を改め議員数に沿って質問時間を配分しようとする動きがありました。
議員数に沿って質疑応答時間が配分されたとしたら国会中継を視る人はがくんと減るでしょう。
今だって関心のある人は少ないのに決まり切った台本を読む合うような質疑応答は見向きされません。
与党には多彩な人材がいます。培った経験と与党だからこそできる省庁からの情報収集を活かして欲しいです。
野党の質問は今話題になっている議題に照準を絞り突っつくのが仕事です。対抗しているので致し方ありません。
与党は政府を叩く必要はないので大所高所から問題提起をビシバシすることに注力すべきです。
総理の決意のほどを伺いますというたぐいの質問は卒業して与党は視点が違うというところを見せて欲しいです。
野党議員が手を出しにくい中長期の国家的課題を取り上げて日本としての針路を問うような質疑が望まれます。
バイデン新政権の誕生と世界の動きをどう読むのかといった外交や安全保障の問題は最適のテーマです。
日本が直面している人口減少、少子・高齢化問題もそうです。待ったなしの危機的状況です。
地球気候変動に伴う諸課題もです。大規模化する一方の災害への対応は緊急課題であるとともに中長期課題です。
先行する諸国から完全に取り残された感があるデジタル化と経済のグリーン化、日本はこの分野で三流国です。
このほか国家百年の大計と言われる教育や科学技術、文化、どれもこれも日本は衰退の流れです。
日本の実情を直視した時、政権を支える与党議員の方からこのままでは日本沈没という声が出ないのか不思議です。
野党は基本として追及一方。与党こそが大所高所からの問題提起をする役目を果たさないとするところがありません。
与党も野党が弱体であることをいいことに政権の座を支えていることだけに安住しているとしか思えません。
この状況が続けば本当に日本沈没です。世界における存在感は減少する一方となるのは間違いありません。
日本国の危機なのに、このままではいけないという危機感をたぎらせた有志は与党にいないのでしょうか。
菅政権は新型コロナの猛威に直面して存続自体が危ぶまれる状況に刻一刻近づいていると見えます。
日本を取り巻く様々な環境は厳しくなる一方なのに加えて国を率いる政権も転覆するリスクが高まっているのです。
この事態にあってもなお動き出そうとしない政治家は国家を守るという本来の役目を放棄しているのと同じです。
まずは政権を支える与党の側からもっと危機感を前面に出し日本国の将来を憂いて行動するのが筋です。
日本沈没阻止議連でも立ち上げて大暴れするサムライが出現することを期待しているのですが…。