緊急指令”森体制ヲカイタイセヨ!”
森元総理がオリパラ組織委員会の会長辞任を表明し後任に川淵三郎氏を推すというドタバタ劇が始まりました。
元総理という立場にありながら日本という国に泥を被せた責任の重大さをみじんも感じさせない行為です。
日本国に影響力を及ぼす立場にある方がこんな振る舞いをしているのを見るのは国民としてつらいです。
世界から眉をひそめられている発言をした責任をどう考えているのでしょうか。理解できません。
たとえは悪いですが泥棒を働いたものが自分で次の仕切りをするようなもので許せません。
森元総理は潔く身を引き後任人事に口出すような言動を慎むのが王道というものです。
意中の候補者がいたとしても東京オリパラの組織内で民主的な議論に託して決めるのが筋です。
不祥事を起こして後任を決めたから追認しろは独裁そのものです。北朝鮮の金正恩委員長も真っ青です。
感覚が完全にずれ、まっとうさははるかかなたに吹っ飛んでしまっているとしか見えません。
オリパラ組織委員会は森会長の意向を唯々諾々と追認するのでしょうか。異議申し立てするのでしょうか。
女性理事も若干名いるようです。大いに話を長くして予定時間を大幅に伸ばし徹底した議論を期待したいです。
それと柔道の神様山下JOC会長。森会長が問題発言をした際は流してしまいました。
記者会見でぐだぐだと言い訳をしていました。今度ははっきりと意見を述べて欲しいです。
報道によれば元サッカーJリーグチェアマンの川淵氏はすでに就任前提の発言をしているようです。
森会長を相談役にするというのです。本当ならば常軌を逸しています。まっとうな判断ができない方です。
日本がバカにされているに近いです。そうした事態を招いた張本人を相談役にしたらどう思われるでしょうか。
国内外から森元総理が裏で仕切る院政ではないかと疑われるのが落ちです。人事の刷新の意味がありません。
そもそも森元総理から要請され即座に受ける判断をする感覚自体がどうかしてます。
女性べっ視と受け止められる発言が今日の事態を招いたのです。男性トップが望ましいか微妙です。
しかも国家としての命運がかかってます。スポーツ界からの選出が望ましいかも判断が分かれます。
少なくとも内部で議論が必要です。民主的な手続きの沿って納得の上で決定すべきです。
菅総理や小池都知事の意見も聴く必要があります。政府と東京都と一体にならなければ信頼は取り戻せません。
森会長発言で、日本は、オリパラを遂行する上で計り知れないダメージを受けてしまいました。
反転攻勢を仕掛けてさすが日本と世界から思ってもらえるためには次の会長人事は最重要課題です。
問題発言の張本人は静かに舞台から降り民主的な議論で会長を選出するのは当然です。
そうした議論の中から相応しい方は浮上してくると信じます。白紙撤回してやり直して欲しいです。
出来ないとしたならば秘密指令を発したい気分です。「森体制ヲカイタイセヨ!」と。