寺子屋風マイクロ図書館づくり
開成町長の時秘書だった優秀な女性職員が今なお図書館づくりを目指しているとブログに書きました。
自殺したくなったら行きたくなるような図書館が目標というのですからワクワク感あふれる目標です。
彼女の足元には到底及びませんが私も自宅でマイクロ図書館を創れないか思案しています。
小田原の女性史研究家の宇佐美ミサ子さんの書籍と資料の整理が進んでいよいよ最終段階に入ってます。
昨日の天皇誕生日も終日片付けしました。昨年9月から始まり思いのほか時間がかかりました。
あと2か月連休前にはけりを付けたいです。書籍類はいずれ処分しなければならないからです。
私だけで90センチ幅で6段の書棚に換算して3個がいっぱいになっる程の書籍類をいただきました。
小田原市立図書館のほか、私の方でも各方面に声をかけて持ち帰ってもらったのですがまだまだあります。
保管した方が良いと判断した書籍類は私の自宅に持ち帰って宇佐美ライブラリーにしようと思ってます。
特に宇佐美さんが専門とした女性史関係の書籍類はできる限り保管して活用したいです。
女性の視点から日本と世界の歴史を見つめ直すことはこれからの時代重要な取り組みです。
歴史は支配者である男性中心に語られてきて女性の視点は入っていないのが通常です。
宇佐美さんの蔵書に銃後史というテーマの書籍と雑誌が揃えられていました。女性の視点からの戦争史です。
見落としてきた分野です。頁をめくるたびに全く考えてこなかったと反省しきりです。
保管すべき宇佐美さんの書籍類を引き取るに際し最大の障害は保管する場所の確保です。
私の自宅の母屋はかつての農家の造りですのでスペースはいくらでもありますが古いのが難点です。
1923年の関東大震災に耐えた建物ですのでがたが来ています。本は重いです。書籍棚を置には場所が限定されます。
いっそのこと庭にプレハブで小さな書籍の保管小屋を建てようかとも考えています。
母屋と保管小屋とに分散すれば相当量の書籍類を置くことができ宇佐美ライブラリーとなりそうです。
宇佐美ライブラリーづくりに合わせて私の書籍類も整理して誰もが利用できるようにしたいです。
理想は絵本など子供関係の書籍も増やして大人も子供も楽しめるマイクロ図書館とすることです。
母屋には広い居間もあり、食堂もあります。和室もあります。適当な場所に書棚を置けます。
ちょっとした寺子屋風の活用も可能です。神奈川大学の同僚の先生にアイデアをもらっています。
宇佐美さんから書籍類を引き受けることをきっかけにマイクロ図書館兼寺子屋として活用できる準備を始めます。
築200年以上の古い住宅がマイクロ図書館兼寺子屋となるなんて建物の方もさぞかし喜ぶと思います。
建築物は活用されてこそ活き活きとします。誰もが利用できるような工夫が必要な理由です。
宇佐美ライブラリーに加えて私の蔵書類を合わせ寺子屋風のマイクロ図書館の誕生となるよう頑張ります。